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【AI落語】与太郎のスマートフォン(新作落語)

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【AI落語】与太郎のスマートフォン(新作落語)
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与太郎のスマートフォン

現代人にとって欠かせないスマートフォンですが、与太郎が使ったらどうなるでしょうか。

今回は、そんな与太郎のスマートフォンデビューをお届けします。

デジタル機器と与太郎の組み合わせなんて、考えただけでも大変なことが起きそうですね。

与太郎の現代文明との遭遇

江戸時代の与太郎が現代のスマートフォンと出会うお話です。

あらすじ

与太郎が親戚からスマートフォンをもらった。

与太郎「これはなんだ?」

親戚「スマートフォンだよ。電話ができるんだ」

与太郎「電話?糸電話じゃねぇのか」

親戚「違うよ。これで遠くの人と話ができるんだ」

与太郎「へぇ、便利だなぁ」

親戚「使い方を教えてあげる」

与太郎はスマートフォンを受け取ると、まず匂いを嗅いだ。

与太郎「なんの匂いもしねぇな」

親戚「匂いは関係ないよ。画面をタッチするんだ」

与太郎「画面?これか」

与太郎は画面を思い切り叩いた。

親戚「そんなに強く叩いちゃダメだよ。優しく触るんだ」

与太郎「優しく?こうか」

今度は恐る恐る触った。

与太郎「おお、光った」

親戚「そうそう。これで電話番号を押すんだ」

与太郎「電話番号?」

親戚「数字だよ。知ってる人の番号を押すんだ」

与太郎「数字なら知ってる。一、二、三…」

与太郎は適当に数字を押し始めた。

親戚「待って、適当に押しちゃダメだよ」

与太郎「なんで?」

親戚「知らない人にかかっちゃうから」

与太郎「知らない人と話すのも面白そうじゃねぇか」

そして、与太郎は適当に番号を押して電話をかけた。

見知らぬ人「はい、田中です」

与太郎「田中さん?俺、与太郎だ」

田中「与太郎さん?どちらの与太郎さんですか?」

与太郎「江戸の与太郎だ」

田中「江戸?」

与太郎「そうだ。ところで、田中さんは何してるんだ?」

田中「えっと、今、仕事中なんですが」

与太郎「仕事?何の仕事だ?」

田中「会社員です」

与太郎「へぇ、俺も働いてるんだ。今度、遊びに来いよ」

田中「すみません、間違い電話でしたら」

与太郎「間違いじゃねぇよ。知り合いになろうじゃねぇか」

田中「失礼します」

電話を切られてしまった。

与太郎「なんで切っちゃったんだ?」

親戚「知らない人にいきなり電話しちゃダメだって言ったでしょ」

与太郎「でも、このスマートフォンってやつは便利だなぁ」

今度は、与太郎はスマートフォンを振ってみた。

与太郎「音が鳴るかな」

親戚「振っちゃダメだよ。壊れちゃう」

与太郎「でも、太鼓は叩くと音が出るだろ?」

親戚「これは太鼓じゃないよ」

与太郎「じゃあ、何だ?」

親戚「コンピューターだよ」

与太郎「コンピューター?」

親戚「計算機だよ」

与太郎「計算機?そろばんみたいなもんか」

親戚「まあ、そんなところかな」

与太郎「じゃあ、これで計算してみよう」

与太郎は電卓アプリを開いた。

与太郎「一足す一は…」

与太郎は「1+1=」と入力した。

与太郎「おお、二になった」

親戚「そうそう、計算できるんだ」

与太郎「じゃあ、百足す百は…」

与太郎は「100+100=」と入力した。

与太郎「二百になった。すげぇ」

親戚「計算は得意だね」

与太郎「でも、なんで『スマート』なんだ?」

親戚「賢いからだよ」

与太郎「賢い?俺より賢いのか?」

親戚「まあ、計算は得意だよ」

与太郎「じゃあ、俺がバカってことか」

親戚「そんなことないよ」

与太郎「でも、『スマート』フォンなら、俺は『与太(よた)』フォンだな」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

江戸時代の与太郎が現代のスマートフォンと出会うという設定で、デジタル機器への理解不足を表現してみました。

オチの「与太フォン」は、与太郎の名前と「スマートフォン」をかけた言葉遊びです。

与太郎の天然ぶりが現代の技術でも健在で、70点くらいはもらえるでしょうか。

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