退社の仕事
会社を辞めるって、なかなか複雑な気分になりますよね。
まくら
皆さん、会社員の方はいらっしゃいますか?
私も長年サラリーマンをやってまして、転職も何度かしたことがあるんですが、最後の日ってなんとも言えない気分になるものです。
お世話になった同僚との別れ、慣れ親しんだオフィス、そして引き継ぎ作業…
今日はそんな退職の日の話でございます。
あらすじ
田中一郎、45歳。15年間勤めた会社を辞めることになりました。
上司「田中君、今日で最後か。長い間お疲れさまでした」
田中「ありがとうございました。お世話になりました」
上司「引き継ぎの方は大丈夫?」
田中「はい、昨日までに全部済ませました」
上司「さすがだな。最後まで責任感が強い」
同僚との別れ
同僚A「田中さん、寂しくなるなあ」
田中「僕も寂しいですよ。15年も一緒に働いてきましたからね」
同僚B「新しい会社はどんなところ?」
田中「IT関係の会社です。今度は管理職として」
同僚A「すごいじゃないですか!」
田中「まあ、年相応ってことでしょう」
デスクの片付け
15年分の荷物を片付けるのは大変です。
田中「うわあ、こんなにあったのか…」
書類、文房具、記念品…思い出の品々がたくさん出てきます。
田中「これ、新入社員の時にもらった手帳だ」
「これは5年前のプロジェクトの資料…懐かしいな」
人事部での手続き
人事部「田中さん、最後の手続きをお願いします」
田中「はい」
人事部「健康保険証と社員証を返却してください」
田中「はい、これです」
人事部「それから、会社の備品で持ち帰られないものはありませんか?」
田中「大丈夫です。全部確認しました」
最後の挨拶回り
各部署を回って挨拶です。
営業部「田中さん、今まで技術面でサポートしてもらってありがとうございました」
田中「こちらこそ、いつも無理な注文を聞いてもらって」
経理部「田中さんの資料はいつも整理されてて助かりました」
田中「経理の皆さんにも色々教えてもらいました」
午後の出来事
午後になって、急に電話が鳴りました。
田中「はい、田中です」
お客様「田中さん!例の件なんですが、急にトラブルが…」
田中「え?でも僕、今日で…」
お客様「お願いします!田中さんしか分からないんです!」
引き継ぎ相手の困惑
後任の山田さん「田中さん、申し訳ありません…」
田中「いえいえ、こういうこともありますから」
山田「でも最後の日に…」
田中「大丈夫ですよ。一緒に対応しましょう」
トラブル対応に2時間もかかってしまいました。
夕方の感慨
やっと退社の時間になりました。
田中「それでは、皆さん、長い間ありがとうございました」
みんな「お疲れさまでした!」
「新しい会社でも頑張ってください!」
「また飲みに行きましょう!」
田中さん、感慨深げに会社を後にします。
翌日の朝
翌日の朝、田中さんの携帯に電話が。
山田「田中さん、すみません!昨日のトラブルの件で、また問題が…」
田中「え?でも僕、もう会社辞めましたよ?」
山田「そうなんですが、お客様が田中さんじゃないとダメだって…」
田中「困りましたね…」
山田「お願いします!」
田中「分かりました。今から行きます」
結局、田中さんは退職した翌日も会社に行くことになりました。
受付「あれ?田中さん、昨日で退職されたんじゃ…」
田中「ええ、でも今日は『元社員』として出勤してます」
まとめ
会社を辞めても、なかなか完全に縁が切れないというのは、よくある話ですね。
責任感の強い人ほど、こういうことになりがちです。
まあ、それだけ頼りにされてたということでしょうから、田中さんも悪い気はしないでしょうけど、新しい会社の初出勤に遅れないよう気をつけてもらいたいものです。


