スポーツジム
まくら
健康ブームで、スポーツジムに通う人が増えましたね。
でも、初めて行くと、機械の使い方一つ分からなくて戸惑います。
見よう見まねでやって、恥をかくことも。
今日は、そんなジム初心者の話です。
あらすじ
医者に運動を勧められた山田は、スポーツジムに入会しました。
受付「初めての方ですね。機械の使い方を説明します」
山田「大丈夫です。見れば分かります」
受付「でも、危険なので…」
山田「心配ない。昔は運動してたから」
更衣室で着替えて、トレーニングルームへ。
山田「すごい機械がいっぱいだな」
まず、ランニングマシンに乗りました。
山田「これは簡単だ。スイッチを押せば…」
ピッ!
急に高速で動き出しました。
山田「うわっ!」
慌てて降りようとして、転びそうに。
隣の人「速度調整してください!」
山田「どこ!?」
隣の人「そのボタン!」
なんとか止められました。
山田「危なかった…」
次は筋トレマシン。
山田「これは座って引っ張るだけだな」
座って、バーを引っ張りました。
山田「んんっ…重い」
全然動きません。
インストラクター「お客様、重さの設定は?」
山田「設定?」
インストラクター「今、100キロになってます」
山田「100キロ!?」
インストラクター「初心者は10キロくらいから」
山田「そうなんだ…」
10キロに変えると、今度は軽すぎました。
山田「これじゃ鍛えられない」
50キロにしました。
山田「よし、これくらいなら」
10回やったところで、腕が上がらなくなりました。
山田「もう無理…」
次はエアロバイク。
山田「自転車なら得意だ」
こいでいると、画面に何か表示されました。
山田「心拍数…180?」
インストラクター「高すぎます!休憩してください」
山田「でも、まだ5分しか…」
インストラクター「無理は禁物です」
休憩して、今度はストレッチエリアへ。
山田「ストレッチくらいなら…」
マットの上で前屈をしました。
山田「うっ…届かない」
つま先どころか、膝にも届きません。
隣でおばあさんが、ぺたっと前屈していました。
おばあさん「あら、体硬いのね」
山田「昔は柔らかかったんですが」
おばあさん「私、80歳だけど、毎日やってるから」
山田「80歳…」
シャワーを浴びて帰ろうとしたら、受付に呼ばれました。
受付「山田様、こちらをお忘れです」
山田「何ですか?」
受付「ロッカーの鍵です」
山田「あ、すみません」
受付「それと…」
山田「まだ何か?」
受付「靴が左右逆ですよ」


