女社長面倒
女性が上司の時代って、いろんな問題が起きますからね。
今回は現代のオフィスで起こる、ちょっと危険な男女関係の話でございます。
まくら
皆さん、女性上司との関係で悩んだことはありますか?
最近は女性の社長や管理職も増えて、男性部下が困惑する場面も多いようで。
特に美人でやり手の女社長となると、部下の男性も気を使うものです。
今日はそんなオフィスでの話でございます。
あらすじ
IT 企業「テックソリューションズ」の女社長、山田雅子(仮)さん 35 歳の話でございます。
美人でやり手、でも部下への指導が少し厳しすぎると評判です。
新入社員の田中君 25 歳が、雅子社長に呼び出されました。
雅子「田中君、ちょっと来て」
田中「は、はい」
雅子「君の仕事ぶりについて、話がある」
田中「(また怒られる…)」
社長室で
田中君は雅子社長の個室に呼ばれました。
雅子「田中君、最近の君の働きぶり、私は見てるのよ」
田中「すみません…」
雅子「毎晩遅くまで残って、頑張ってるわね」
田中「え?褒めてくれるんですか?」
雅子「でも、そのやり方じゃダメよ。もっと効率的にやらないと」
田中「はい…」
雅子「私が直接、手取り足取り教えてあげる」
田中「(手取り足取り…)恐縮です」
指導開始
雅子社長の指導が始まりました。
雅子「まず、私の後ろに来て」
田中「後ろに?」
雅子「パソコンの画面を見ながら説明するから」
田中「はい」
田中君が雅子社長の後ろに立つと…
雅子「もっと近くに来て。これじゃあ見えないでしょ?」
田中「(近い…いい匂いがする…)はい」
雅子「私の手の動きをよく見て」
田中「(手の動き…)は、はい」
雅子「ここをこうやって、ゆっくりと動かすの」
田中「(ゆっくりと…)なるほど」
エスカレート
指導はどんどん密着度が上がります。
雅子「今度は君がやってみて。私が後ろから見てるから」
田中「(後ろから見てる…)わかりました」
雅子「手の位置が違う。こうよ」
田中「あ、社長が手を重ねて…」
雅子「そう、こうやって一緒にやるの」
田中「(一緒に…)ド、ドキドキします」
雅子「緊張しないで。リラックスして」
田中「リラックス…はい」
さらに危険な展開
雅子「田中君、この作業、家でも練習した方がいいわ」
田中「家でも?」
雅子「毎晩、寝る前に練習しなさい」
田中「(毎晩、寝る前に…)はい」
雅子「慣れるまで、私が付いててあげる」
田中「(付いててくれる…)え?家で?」
雅子「ダメかしら?」
田中「いえ、そういうわけでは…」
雅子「じゃあ、今晩私の家に来て」
田中「(社長の家に…)大丈夫ですか?」
雅子「何が?」
田中「その…世間体とか…」
雅子「仕事よ、仕事。変な意味じゃないわ」
夜の特訓
その夜、田中君は雅子社長のマンションを訪れました。
雅子「いらっしゃい。楽にして」
田中「お邪魔します」
雅子「まず、ワインでも飲みながら…」
田中「(ワイン?)仕事の話では?」
雅子「リラックスしないと、いい仕事はできないのよ」
田中「はあ…」
雅子「それに、今夜は長くなりそうだから」
田中「(長くなる…)どのくらい?」
雅子「朝まででも付き合うわよ」
田中「(朝まで?)そ、そんなに?」
白熱指導
ワインを飲みながらの指導が始まりました。
雅子「田中君、もっと積極的にならないとダメよ」
田中「積極的に…」
雅子「遠慮しちゃダメ。もっとガツガツいかなきゃ」
田中「(ガツガツ…)はい」
雅子「特に、女性を相手にする時は」
田中「(女性を相手に…)どうすれば?」
雅子「女性の気持ちを考えて、優しく、でも力強くよ」
田中「(優しく、力強く…)具体的には?」
雅子「例えば…私を相手に練習してみる?」
田中「(社長を相手に?)え?」
クライマックス
雅子「遠慮しないで、私にガツガツ来てみて」
田中「(ガツガツ…)でも」
雅子「いいから、やってみて」
田中「わかりました。雅子さん…」
雅子「そう、それよ!もっと!」
田中「雅子さん、僕は…」
雅子「何?」
田中「雅子さんのことが…」
雅子「私のことが?」
田中「好きです!」
雅子「えええええ!?」
大オチ
雅子「田中君、何言ってるの?」
田中「だって、積極的にガツガツ来いって…」
雅子「それは営業の話よ!」
田中「営業?」
雅子「女性のお客様との商談よ!」
田中「商談…」
雅子「リラックスして、優しく力強く営業しろって意味よ!」
田中「ああ…」
雅子「何を勘違いしてるのよ!」
田中「すみません…」
しかし翌日…
同僚「田中、昨夜社長と何があったんだ?」
田中「いえ、特に…」
同僚「社長がニコニコしてるぞ」
田中「え?」
雅子「田中君、昨夜の続き、今夜もやりましょうか」
田中「(続き?)また営業研修ですか?」
雅子「そうね…営業研修…」
同僚「(なんか怪しい…)」
まとめ
ということで、田中君と雅子社長の関係は、お互いの勘違いから始まった複雑なものになってしまいました。
現代のオフィスでは、こういう微妙な関係がいろいろと問題を生むものですね。
ちなみに、半年後の会社新年会で、田中君が「社長のおかげで営業成績が上がりました」とスピーチしたら、雅子社長が「私も田中君のおかげでスキルアップしました」と返したそうで、社員一同「どちらが教えてるんですか!?」と突っ込んで大爆笑になったとか。


