飲み屋の書道
今日は新作落語を一席お聞かせいたします。
まあ、AI の力を借りて落語を作ってみましたが、果たしてこの組み合わせが面白くなるのか…。
自分でも不安になりながら、今日も懲りずに挑戦してみました。
どうぞお付き合いください。
酔っ払いながら書く看板
江戸の町で小さな居酒屋を営む源兵衛。
店の看板が古くなったので、新しくしようと思い立った。
あらすじ
「おい、女房、看板を新しくしようと思うんだが、どうだい」
「あら、それはいいですね。でも、どこに頼むんですか」
「隣の長屋に住んでる清水先生って人がいるだろう。あの人、書道の先生だって話じゃないか」
「ああ、あの毎晩うちの店で飲んでる先生ですね」
「そうそう、あの人だ。今度頼んでみよう」
—
その夜、清水先生がいつものようにやってきた。
「先生、お疲れ様です。今日もお酒はいかがですか」
「おお、源兵衛さん。いつもお世話になってます。今日も一杯お願いします」
「実は先生にお願いがあるんです。うちの看板を新しくしたいんですが、書いてもらえませんか」
「看板ですか。それは面白そうですね。喜んでお引き受けします」
「ありがとうございます。『一杯屋』と書いてもらいたいんです」
「一杯屋…いい屋号ですね。わかりました」
—
翌日、清水先生は筆と墨を持って店にやってきた。
「それでは早速始めましょう。でも、その前に一杯どうですか」
「まあ、そうですね。気合を入れるために」
一杯、二杯、三杯…。
「先生、もうかなり飲まれてますが、大丈夫ですか」
「大丈夫、大丈夫。酒は書の友と言いますからね」
「そうでしょうか…」
酔っ払いながら筆を取る清水先生
「それでは、『一杯屋』と書きますよ」
筆を握る手がふらつきながら、一画一画丁寧に書き進める。
「一…杯…屋…」
「先生、なんだか文字が踊ってませんか」
「これは味のある文字ですよ。個性的でいいじゃないですか」
—
翌朝、看板を見上げる源兵衛
「あれ?何て書いてあるんだ?」
よく見ると、『一杯屋』が『一配屋』になっている。
「これは困ったな…」
その時、荷物を持った男がやってきた。
「すみません、一配屋さんですか?荷物の配達です」
「いえいえ、うちは居酒屋で…」
「看板に一配屋って書いてありますよ」
「それは間違いで…」
「とりあえず荷物を置かせてもらいますね」
どんどん荷物が運び込まれる。
「困ったなあ…」
—
その夜、清水先生が再びやってきた。
「源兵衛さん、看板はどうでしたか」
「先生、あの…看板が一配屋になってるんです」
「一配屋?」
「はい、それで宅配業者が荷物を持ち込んでくるんです」
「それは困りましたね。書き直しましょう」
「お願いします」
「でも、その前に一杯…」
「先生、今度は飲む前に書いてください」
「わかりました、わかりました」
—
今度は素面で書き始める清水先生。
「一杯屋…よし、完成です」
「今度はちゃんと読めます。ありがとうございます」
「どういたしまして」
「ところで先生、昨日の荷物なんですが、どうしましょう」
「荷物?」
「一配屋の看板のせいで、宅配便がたくさん…」
「ああ、それでしたら…」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
書道の先生が酔っ払いながら看板を書いて、思わぬ騒動になってしまいました。
まあ、酔っ払いながら何かをするのは危険ですね。
自分で作っておいて言うのもなんですが、オチがちょっと弱かったかもしれません。
でも、最後の先生の一言で「それでしたら配達の仕事も始めますか」と言って、本当に宅配業も始めてしまったという話でした。


