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【AI落語】日曜日の大工(新作落語)

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日曜日の大工
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日曜日の大工

まくら

最近はDIYが流行ってますね。

ホームセンターに行くと、立派な工具がずらり。

でも、道具があっても腕がなければ、とんでもないことになります。

あらすじ

日曜日、田中は本棚を作ることにしました。

奥さん「本当に作れるの?」

田中「簡単だよ。板を組み合わせるだけだ」

奥さん「前にも同じこと言って…」

田中「あれは違う。今回は設計図もある」

ホームセンターで材料を買ってきました。

店員「カットサービスもありますが」

田中「大丈夫、自分で切る」

店員「寸法は正確に測って…」

田中「分かってる分かってる」

家に帰って、作業開始。

田中「まず、板を80センチに切って…」

メジャーで測りました。

田中「80センチ…よし」

ノコギリで切り始めました。

ギコギコギコ…

奥さん「まっすぐ切れてる?」

田中「当たり前だ」

切り終わって、もう一度測ると…

田中「あれ?82センチある」

奥さん「測り間違えたんじゃない?」

田中「いや、80で印つけたはず…」

よく見ると、印の横に切っていました。

田中「まあ、2センチくらい」

次の板も切りました。

田中「今度は慎重に…」

ギコギコギコ…

田中「よし、完璧」

測ってみると、78センチ。

奥さん「今度は短い」

田中「線の内側に切っちゃった」

奥さん「長さバラバラじゃない」

田中「大丈夫、組み立てれば分からない」

釘を打ち始めました。

カンカンカン!

田中「あいたっ!」

奥さん「大丈夫?」

田中「指打った…」

奥さん「だから言ったのに」

気を取り直して、また釘を打ちました。

カンカン…ポキッ

田中「あ、板が割れた」

奥さん「釘が太すぎるんじゃない?」

田中「細いのは売ってなかった」

なんとか組み立てました。

田中「できた!」

奥さん「…傾いてない?」

田中「そんなことない」

本を置いてみると、ずるずると滑り落ちました。

奥さん「やっぱり傾いてる」

田中「床が傾いてるんだ」

奥さん「そんなわけないでしょ」

水平器で測ると、確かに傾いていました。

田中「なんでだ…」

奥さん「脚の長さが違うんじゃない?」

測ってみると、4本とも長さが違いました。

田中「さっきの板か…」

奥さん「どうするの?」

田中「下に何か挟めば…」

新聞紙を挟みました。

田中「よし、これで水平」

本を置くと、今度は大丈夫でした。

田中「ほら、完成」

奥さん「新聞紙が見えてるけど」

田中「気にしない気にしない」

次の日、友人が遊びに来ました。

友人「お、新しい本棚?」

田中「手作りだ」

友人「へぇ、器用だな」

本を取ろうとすると、棚がぐらっと傾きました。

友人「おっと」

田中「ちょっと調整が…」

友人「これ、釘が一本しか打ってないよ」

田中「え?四隅に打ったはず」

友人「他の三本は板を貫通してる」

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