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【AI落語】眼鏡探し(新作落語)

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眼鏡探し
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眼鏡探し

まくら

眼鏡をかけている人なら、一度は経験があるでしょう。

眼鏡をどこかに置いて、それを探すのに眼鏡が必要という、この矛盾。

見えないから探せない、探せないから見つからない。

今日は、そんな眼鏡探しの話です。

あらすじ

朝、目が覚めた鈴木は、枕元の眼鏡を探しました。

鈴木「あれ?眼鏡がない」

いつも枕元に置いているはずなのに、見当たりません。

鈴木「おーい、俺の眼鏡知らない?」

奥さん「知らないわよ。昨日どこに置いたの?」

鈴木「覚えてない…」

眼鏡なしでは、ぼやけて何も見えません。

鈴木「これじゃ探せない」

奥さん「じゃあ、私が探すわ」

でも、奥さんも見つけられません。

奥さん「本当にないわね」

鈴木「困った…会社に行けない」

奥さん「予備の眼鏡は?」

鈴木「それも見つからない」

仕方なく、手探りで探し始めました。

鈴木「これは…テレビのリモコン」

奥さん「それは違うでしょ」

鈴木「これは?」

奥さん「それはバナナよ」

鈴木「なんでこんなところにバナナが…」

床を這いずり回って探しました。

鈴木「あった!」

奥さん「本当?」

鈴木「…違った。子供のおもちゃだ」

息子「お父さん、何してるの?」

鈴木「眼鏡を探してるんだ」

息子「眼鏡なら、かけてるよ」

鈴木「え?」

奥さん「まさか…」

手で顔を触ってみると、確かに眼鏡をかけていました。

鈴木「なんだ、かけてたのか」

奥さん「じゃあ、何で見えないの?」

鈴木「そういえば、変だな…」

よく見ると、眼鏡のレンズが汚れていました。

奥さん「これじゃ、かけてても見えないわね」

鈴木「道理で…」

眼鏡を拭いて、やっと見えるようになりました。

鈴木「でも、予備の眼鏡はどこだろう」

奥さん「さっき見つけたじゃない」

鈴木「え?いつ?」

奥さん「バナナだと思ったやつ」

見ると、確かに黄色い眼鏡ケースでした。

鈴木「本当だ…でも、なんでバナナと間違えたんだろう」

息子「お父さん、まだ眼鏡汚れてるよ」

鈴木「え?さっき拭いたのに」

息子「違う違う、もう一個かけてる方」

鈴木「もう一個?」

よく見ると、眼鏡の上にもう一つ眼鏡をかけていました。

奥さん「道理で見えないはずね」

鈴木「いつから二つもかけてたんだ…」

息子「昨日の夜から。『老眼鏡どこだ』って探してて、見つからないからって眼鏡の上からかけてたよ」

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