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【AI落語】関西女房強い

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関西女房強い
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関西女房強い

関西の女房って、本当に強いですからね。

今回は大阪の夫婦の、ちょっと過激な攻防戦をお楽しみください。

まくら

皆さん、関西の女房の強さってご存知ですか?

大阪の女房はん、特に商家の女房はんは、旦那はんより商売上手で口も立つ。

そんな女房はんに浮気がバレたら、それはもう大変なことになります。

今日はそんな大阪夫婦の話でございます。

あらすじ

大阪天王寺の古着屋「権三屋」の主人、権三郎はんと女房のお春はんの夫婦でございます。

権三郎はん50歳、お春はん45歳。

結婚して20年になりますが、最近権三郎はんがちょっと浮気心を起こしています。

権三郎「最近、お春がうるさくてかなわん…」

友人「それで、どないするつもりや?」

権三郎「ちょっと息抜きしたいねん」

友人「危ないで、お春はんにバレたら…」

権三郎「バレへんようにやるわ」

お春の察知

ところが、お春はんは勘が鋭い。

お春「権三郎、最近様子がおかしいやないか」

権三郎「何がや?」

お春「鼻歌歌ったり身だしなみ気にしたり

権三郎「商売人として当たり前やろ」

お春「50過ぎて急に身だしなみって何や?」

権三郎「(バレてるかも…)」

証拠集め

お春はんは密かに権三郎はんを調査し始めます。

お春「(着物に女の匂いがついてる…)」

権三郎「今日は遅うなるで」

お春「どこ行くねん?」

権三郎「商売の付き合いや」

お春「誰とや?」

権三郎「問屋の旦那や」

お春「(嘘つけ、問屋の旦那は昨日うちに来てたやないか)」

尾行開始

お春はんは権三郎はんの後をつけることにしました。

権三郎「行ってくるわ」

お春「気つけて行きや」

権三郎「(今日こそ…)」

権三郎はんが家を出ると、お春はんもこっそり後をつけます。

お春「(どこ行くんやろ…)」

権三郎はんが向かったのは、新町の茶屋でした。

お春「(やっぱり!女遊びやないか!)」

茶屋での密会

権三郎はんは若い芸者おつるとイチャイチャしています。

権三郎「おつる、今日も綺麗やなあ」

おつる「権三郎はん、お上手でんなあ」

権三郎「今度、二人だけでどこか行かへんか?」

おつる「ええですなあ

権三郎「家の女房にはナイショやで」

おつる「わかってますわ」

外で聞いていたお春はんの怒りが爆発。

お春「(よっしゃ、決定的証拠や!覚悟しとけ権三郎!)」

制裁の準備

家に帰ったお春はん、恐ろしい制裁を準備し始めます。

お春「(まずは権三郎の大事なもんを隠したろ)」

権三郎の大切にしている着物、羽織、帯をすべて隠します。

お春「(次は小遣いも封鎖や)」

財布の中身を全部取り上げます。

お春「(最後は…)」

何やら怖い道具まで用意し始めます。

権三郎の帰宅

夜遅く、上機嫌で帰ってきた権三郎はん。

権三郎「ただいま」

お春「お帰りなさい」

権三郎「今日はええ商談やった」

お春「そうでっか」

権三郎「(バレてないな…)」

権三郎はんが着替えようとすると…

権三郎「あれ?着物がない

お春「知りまへんなあ」

権三郎「羽織も帯もない」

お春「どこ行ったんやろなあ」

制裁開始

お春はんが恐ろしい笑顔で近づいてきます。

お春「権三郎はん」

権三郎「な、何や?」

お春「新町のおつるはん、元気やった?」

権三郎「え?(バレてる!)」

お春「二人だけでどこ行くつもりやったんや?」

権三郎「ち、違う!誤解や!」

お春「誤解やて?

お春はんが手に持っているのは…

お春「このハサミで、権三郎はんの大事なもん切ったろか?」

権三郎「大事なもんって何や!?

お春「わかってるくせに

権三郎「まさか!

大オチ

権三郎はん、恐怖でガタガタ震えています。

権三郎「お春、頼む!許してくれ!」

お春「ほんなら、何切られたい?

権三郎「何でもええから命だけは!

お春「ほな、これ切ったろ

チョキン!

権三郎「うわああああ!

お春「権三郎はんの自慢の髭、綺麗に切れたわ」

権三郎「髭かい!

お春「何やと思った?

権三郎「いや…その…

お春「まさか、あそこのもんやと思った?

権三郎「思わへん!思わへん!

お春「ほんならええわ。今度浮気したら、今度は本当に…」

権三郎「もうしません!絶対しません!

まとめ

ということで、関西女房のお春はんの制裁は、権三郎はんの自慢の髭を切るというものでした。

でも権三郎はんが一番恐れていたのは、別の場所だったようで。

関西の女房の制裁は、心理的な恐怖が一番効果的なのかもしれませんね。

それ以降、権三郎はんは模範的な夫になったそうです。

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