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【AI落語】寿限無茶道編(新作落語)

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【AI落語】寿限無茶道編(新作落語)
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【AI落語】寿限無茶道編(新作落語)

皆さん、こんにちは。今回は古典落語の代表格「寿限無」を、なんと茶道の世界でアレンジしてみました。茶道といえば「わび・さび」の精神で有名ですが、果たして長すぎる名前にもわび・さびは宿るのでしょうか。

茶道具の名前って、聞いただけで格式高そうですよね。茶筅に茶杓、水指に建水…。でも、それを全部子供の名前にしちゃったらどうなるか。想像しただけで恐ろしいですが、そこは落語の世界。現実では絶対にやってはいけないことを、安全な創作の中でやってしまいましょう。

まあ、茶道のことなんて私もよく知らないんですけどね。お茶を点てるのに何であんなに道具がいるのか、正直よくわからません。でも、そんな素人だからこそ書ける自由さもあるかもしれません。

まくら

最近の若い夫婦は、子供の名前にこだわりますねえ。キラキラネームなんて言葉もありますが、昔から変わった名前をつけたがる親はいたもんです。

特に、何かの道を極めている人というのは、自分の専門分野の言葉を使いたがる傾向があるようで。書道家なら「筆」だの「墨」だの、華道家なら「花」だの「生け」だの。

そんな中でも、茶道をやっている人の名前へのこだわりは格別だと聞きます。なにせ、茶道具一つ一つに歴史と格式がありますからね。そんな茶道一家に赤ちゃんが生まれたら、さあ大変。

あらすじ

茶道一家の命名騒動

表千家の師範をしている田中という男、奥さんと二人で茶道の稽古場を営んでおります。

ある日、待望の男の子が生まれまして、さあ名前をどうしようかという話になった。

田中「この子には、茶道の心を込めた素晴らしい名前をつけてやりたいなあ」

奥さん「そうですね。でも、あまり変わった名前だと、この子が困るんじゃありませんか」

田中「いやいや、茶道の美しい言葉を使えば、きっと品のある名前になるよ。そうだ、茶道具の名前を全部入れてしまおう」

奥さん「全部って、それは多すぎませんか」

田中「多いほど縁起がいい。寿限無だって長い名前だったじゃないか」

こうして、とんでもない名前が決まってしまいました。

驚愕の長い名前

茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄

これが正式な名前でございます。

奥さん「ちょっと、これは長すぎますよ!」

田中「いいじゃないか。茶道の心がすべて込められている。これ以上の名前はない」

近所への挨拶回り

さて、生まれた子供を近所に披露しようと、田中夫婦が挨拶回りを始めました。

隣の佐藤さんのお宅へ。

佐藤「おめでとうございます。お子さんのお名前は?」

田中「ありがとうございます。この子の名前は茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄と申します」

佐藤「え?もう一度お願いします」

田中「茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄です」

佐藤「すみません、覚えられません。何かあだ名はありませんか?」

田中「それでは茶筅とお呼びください」

こんな調子で、一軒一軒回るのに一日かかってしまいました。

子供同士の遊び

数年経って、この子も近所の子供たちと遊ぶようになりました。

ある日、鬼ごっこをしていたときのこと。

子供A「鬼決めよう。茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄が鬼だ!」

子供B「え?誰のこと?」

子供A「茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄だよ!」

名前を言っているうちに日が暮れてしまい、遊ぶ時間がなくなってしまいました。

学校での点呼

小学校に入学してからも大変です。

先生「出席を取ります。茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄君」

茶筅「はい」

先生「茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄君」

茶筅「はい」

これで一時間目が終わってしまいました。

大人になってからの悲劇

大人になって、この茶筅、今度は結婚することになりました。

結婚式の司会者が紹介します。

司会「新郎は茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄さんです」

ゲスト一同「長い…」

司会「新婦は花子さんです」

ゲスト一同「短い!」

最後の災難

そして、ある日のこと。

この茶筅が池に落ちてしまいました。

通りかかった人が大声で叫びます。

「大変だ!茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄が池に落ちた!誰か助けてくれ!」

近所の人たちが集まってきました。

近所の人「誰が落ちたって?」

通りかかった人「茶筅茶杓茶碗茶入茶壺水指建水蓋置柄杓茶巾茶道口懐紙楊枝香合花入掛軸床柱違棚袱紗古帛紗文琳茄子肩衝大海茶杓銘千鳥茶碗銘不動利休好宗旦好遠州好小堀遠州織部好古田織部藪内家燕庵今日庵裏千家表千家武者小路千家久田家堀内家速水流大日本茶道学会一期一会和敬清寂侘寂幽玄だ!」

名前を言い終わる頃には、茶筅はもう池の底。

近所の人「もう沈んどるがな

まとめ

いかがでしたでしょうか。茶道をテーマにした寿限無、楽しんでいただけたでしょうか。

古典落語の寿限無は、長い名前のせいで肝心な時に時間がかかってしまうという、いわば「時間の無駄遣い」がテーマの落語です。現代でも、手続きが複雑すぎて本来の目的を見失ってしまうことってよくありますよね。

茶道の専門用語を詰め込みすぎましたが、実際の茶道の世界では、一つ一つの道具や作法に深い意味があるのでしょう。ただ、それを全部名前にしちゃったら、こんな大変なことになってしまうという、まあ現実にはありえない話です。

この落語はあくまでフィクションであり、茶道や茶道関係者の方々を茶化すつもりは一切ございません。むしろ、茶道の奥深さを(曲がりなりにも)表現できていれば幸いです。

他にも色々な寿限無バリエーションを作っておりますので、ぜひご覧ください。次はどんなテーマで攻めてみましょうかね。

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