保険申請
まくら
保険の申請って、複雑ですよね。
事故が起きた時は慌てているのに、書類がたくさん。
でも、正確に書かないと、保険金がもらえないかもしれません。
あらすじ
自動車事故を起こして、保険会社に連絡する佐藤。
佐藤「事故起こしちゃった」
奥さん「大丈夫?」
佐藤「怪我はない」
奥さん「よかった」
佐藤「でも、車が凹んだ」
奥さん「そうなの」
佐藤「保険会社に連絡しよう」
奥さん「そうしましょう」
佐藤「番号どこだっけ」
奥さん「保険証券に書いてあるわよ」
佐藤「あった」
奥さん「がんばって」
佐藤「はい」
保険会社に電話しました。
佐藤「もしもし」
オペレーター「はい、保険会社です」
佐藤「事故を起こしました」
オペレーター「そうですか」
佐藤「保険を使いたいんですが」
オペレーター「わかりました」
佐藤「手続きを教えてください」
オペレーター「まず、事故の状況を教えてください」
佐藤「信号待ちで追突されました」
オペレーター「そうですか」
佐藤「こちらは止まってました」
オペレーター「相手の方は?」
佐藤「前方不注意だそうです」
オペレーター「怪我はありませんか?」
佐藤「ありません」
オペレーター「よかったです」
佐藤「車は修理が必要です」
オペレーター「わかりました」
佐藤「どうすればいいですか?」
オペレーター「事故報告書を送ります」
佐藤「事故報告書?」
オペレーター「はい」
佐藤「書くの大変そうですね」
オペレーター「詳しく書いてください」
佐藤「はい」
オペレーター「写真も添付してください」
佐藤「写真?」
オペレーター「事故現場と車の損傷部分です」
佐藤「そうですか」
オペレーター「お願いします」
佐藤「はい」
数日後、事故報告書が届きました。
佐藤「分厚い書類だな」
奥さん「大変そうね」
佐藤「書けるかな」
奥さん「がんばって」
佐藤「はい」
書類を読み始めました。
佐藤「項目がたくさんある」
奥さん「そうね」
佐藤「事故の日時、場所」
奥さん「そうね」
佐藤「天候、道路状況」
奥さん「そうね」
佐藤「相手の車のナンバー」
奥さん「覚えてる?」
佐藤「メモしてある」
奥さん「よかった」
佐藤「でも、この質問わからない」
奥さん「どれ?」
佐藤「『事故発生の原因及び過失割合』」
奥さん「難しいわね」
佐藤「過失割合って何?」
奥さん「わからないわ」
佐藤「保険会社に聞こう」
奥さん「そうしましょう」
保険会社に電話しました。
佐藤「過失割合がわからないんですが」
オペレーター「そうですか」
佐藤「どう書けばいいですか?」
オペレーター「相手が100%悪い場合は、0:100です」
佐藤「0:100?」
オペレーター「はい」
佐藤「こちらが0で、相手が100?」
オペレーター「はい」
佐藤「わかりました」
オペレーター「でも、調査で変わることもあります」
佐藤「そうですか」
オペレーター「とりあえず、そう書いてください」
佐藤「はい」
書類を書き続けました。
佐藤「やっと書けた」
奥さん「お疲れ様」
佐藤「疲れた」
奥さん「よくがんばったわね」
佐藤「写真も撮った」
奥さん「よかった」
佐藤「送ろう」
奥さん「そうしましょう」
書類を送りました。
佐藤「送った」
奥さん「お疲れ様」
佐藤「これで終わり?」
奥さん「そうじゃない?」
佐藤「よかった」
奥さん「がんばったわね」
佐藤「はい」
でも、数日後、保険会社から連絡がありました。
オペレーター「佐藤さんですか?」
佐藤「はい」
オペレーター「書類を確認しましたが」
佐藤「はい」
オペレーター「不備があります」
佐藤「不備?」
オペレーター「診断書が必要です」
佐藤「診断書?」
オペレーター「病院での診断書です」
佐藤「でも、怪我してません」
オペレーター「念のため、検査してください」
佐藤「そうですか」
オペレーター「お願いします」
佐藤「はい」
病院に行きました。
佐藤「診断書をお願いします」
医師「どうされましたか?」
佐藤「事故に遭いました」
医師「怪我は?」
佐藤「特にありません」
医師「でも、念のため検査しましょう」
佐藤「はい」
検査を受けました。
佐藤「異常ありませんでした」
医師「よかったです」
佐藤「診断書をお願いします」
医師「書きます」
佐藤「ありがとうございます」
医師「お大事に」
佐藤「はい」
診断書を保険会社に送りました。
佐藤「診断書も送った」
奥さん「お疲れ様」
佐藤「今度こそ終わり?」
奥さん「そうじゃない?」
佐藤「よかった」
奥さん「がんばったわね」
佐藤「はい」
でも、また保険会社から連絡がありました。
オペレーター「佐藤さんですか?」
佐藤「はい」
オペレーター「修理の見積もりが必要です」
佐藤「見積もり?」
オペレーター「修理工場でもらってください」
佐藤「そうですか」
オペレーター「お願いします」
佐藤「はい」
修理工場に行きました。
佐藤「見積もりをお願いします」
工場「はい」
佐藤「保険会社に提出します」
工場「わかりました」
佐藤「いくらくらいですか?」
工場「20万円くらいです」
佐藤「そんなに?」
工場「そうですね」
佐藤「見積もり書をお願いします」
工場「はい」
見積もり書を保険会社に送りました。
佐藤「見積もり書も送った」
奥さん「お疲れ様」
佐藤「疲れた」
奥さん「よくがんばったわね」
佐藤「これで終わり?」
奥さん「そうじゃない?」
佐藤「よかった」
奥さん「がんばったわね」
佐藤「でも、奥さん」
奥さん「何?」
佐藤「一つ聞きたいことがあるの」
奥さん「何?」
佐藤「なんで保険に入ってるのに、こんなに手続きが大変なの?」
奥さん「保険金を払いたくないからよ」


