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【AI落語】鳥獣戯画の続き(新作落語)

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鳥獣戯画の続き
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鳥獣戯画の続き

国宝ってのは見る人の心を打つもんですが、時には見たくないものまで見えちまうことがありまして。
今回は、とんでもない発見をしたという男の話を新作落語にしてみました。
芸術の話のはずが、どうしてこうなったのやら。

まくら

隠れた名作ってのは、隠れてる理由があるもんで。

あらすじ

京都からやってきた骨董商の弥兵衛が、江戸の町で触れ回っていました。

弥兵衛「皆の衆!鳥獣戯画の続編を発見したぞ!」

通行人「鳥獣戯画の続編?」

弥兵衛「そうだ!今まで誰も見たことのない幻の巻物だ」

学者「本当か?それは学術的大発見だ!

鑑定会

話を聞きつけた学者や商人たちが集まりました。

学者「早速見せてもらおう」

弥兵衛「ただし、心の準備が必要だ」

商人「なぜだ?」

弥兵衛「内容が…その…大人向けなのだ

一同「大人向け?」

衝撃の内容

弥兵衛が巻物を広げると…

学者「これは…確かに鳥獣戯画の画風だが…」

商人「う、兎と蛙が…」

若い衆「交尾してる!

そう、動物たちが様々な体位で絡み合う春画だったのです。

弥兵衛「どうだ、芸術的だろう?」

学者「いや、これは…」

議論勃発

集まった人々の間で議論が始まりました。

保守派「これは猥褻物だ!」

革新派「いや、立派な芸術作品だ」

保守派「動物とはいえ、こんな絵を…」

革新派「鳥獣戯画自体、風刺画じゃないか

噂の広がり

噂はたちまち江戸中に広がりました。

女房A「聞いた?鳥獣戯画の続編」

女房B「ええ、とんでもない内容らしいわね」

女房A「猿と狸が逆さ吊りで…」

女房B「きゃー!言わないで!

男たちは興味津々で。

八五郎「俺も見てみたいな」

権助「どこで見られるんだ?」

与太郎「弥兵衛の宿だろ」

見物人殺到

弥兵衛の宿には人だかりが。

弥兵衛「一人十文で見せてやる」

客A「高い!」

弥兵衛「芸術鑑賞には金がかかるものだ」

次々と客が入っていきます。

客B「おお、兎の表情がいやらしい」

客C「蛙の腰つきが妙にリアルだ

専門家の鑑定

本物かどうか確かめるため、専門家が呼ばれました。

鑑定家「ふむ…確かに技法は似ている」

弥兵衛「でしょう?」

鑑定家「しかし、紙質が新しい」

弥兵衛「それは保存状態が良かったからだ

鑑定家「いや、これは明らかに最近の紙だ」

追及

鑑定家の追及は続きます。

鑑定家「それに、この墨の色も怪しい」

弥兵衛「古い墨だから…」

鑑定家「違う。これは安物の墨だ」

弥兵衛「う…」

鑑定家「正直に言いなさい。これは偽物だろう?

白状

ついに弥兵衛は白状しました。

弥兵衛「実は…三日前に描きました」

一同「やっぱり!」

弥兵衛「でも、需要があると思って…」

商人「需要って…

弥兵衛「だって、みんな見たがってたじゃないか」

意外な展開

怒った客たちが金を返せと詰め寄ったとき。

大店の主人「待て」

一同「?」

主人「この絵、なかなか良い出来だ」

弥兵衛「え?」

主人「うちで売らせてくれないか?

一同「ええ!?」

商売繁盛

なんと、「鳥獣戯画風春画」として売り出したところ、大人気に。

主人「飛ぶように売れるぞ」

弥兵衛「まさか、こんなことに…」

主人「第二弾も頼む」

弥兵衛「第二弾!?

結局、弥兵衛は春画絵師として江戸に住み着きました。

ある日、本物の鳥獣戯画を見た子供が。

子供「父ちゃん、この兎と蛙、何してるの?」

父親「相撲を取ってるんだよ」

子供「違うよ!弥兵衛おじさんの絵だと、この後交尾するんだよ

父親「!?」

まとめ

偽物の鳥獣戯画続編が、本物より有名になっちゃったって話でした。
芸術も下世話な需要には勝てないってことですかね。
自己採点は80点。国宝を題材にした下ネタ、不謹慎だけど面白いでしょ?

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