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【AI落語】便所番の恋(新作落語)

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便所番の恋
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便所番の恋

恋ってのは、どこで芽生えるか分からないもんで、時には思いもよらない場所で始まることもあります。
今回は、そんな場違いな場所での恋を新作落語にしてみました。
ロマンチックじゃない?まあ、それも恋の形ってことで。

まくら

出会いの場所ってのは、人それぞれでございまして。

あらすじ

中村座の便所番をしている権助という男がおりました。
もう三年もこの仕事を続けている、真面目な男です。

権助「今日も朝から忙しいな」

同僚「権助、あんたも慣れたもんだな」

権助「この仕事も悪くないよ

そこへ、看板女優のお千代が。

運命の出会い

お千代「すみません、お借りします」

権助「どうぞ、どうぞ」

お千代の美しさに、権助は見とれてしまいました。

権助「(なんて美しい人だ…)」

お千代「ありがとうございました」

権助「い、いえいえ

それから、権助はお千代のことが気になって仕方ありません。

毎日の楽しみ

お千代は毎日、同じ時間にトイレにやってきます。

お千代「いつもお疲れ様です」

権助「こちらこそ」

お千代「いつもきれいに掃除してくださって」

権助「当たり前のことです

短い会話でしたが、権助には大切な時間でした。

特別待遇

権助は、お千代のために特別にきれいにするように。

権助「(お千代さんが来る前に、もう一度拭こう)」

同僚「なんだ、やけに丁寧だな」

権助「気持ちよく使ってもらいたいから」

同僚「まさか、誰かお気に入りが?

権助「そ、そんなことは…」

心の交流

やがて、二人の会話も増えてきました。

お千代「今日は寒いですね」

権助「ええ、体を冷やさないでください」

お千代「優しいのね」

権助「滅相もございません

お千代も、権助の人柄を知るようになりました。

身分の差

しかし、権助は自分の立場を考えて悩みます。

権助「(俺は便所番…お千代さんは看板女優…)」

友人の八兵衛「どうした、元気ないな」

権助「いや、何でもない」

八兵衛「恋わずらいか?

権助「そんなんじゃ…」

想いを伝える

ついに権助は、想いを伝える決心をしました。

権助「お千代さん、実は…」

お千代「はい?」

権助「あなたのことを…」

お千代「私のこと?

権助「お慕いしております」

お千代は驚きましたが、怒ることはありませんでした。

意外な返事

お千代「権助さん…」

権助「身分違いは承知しております」

お千代「そんなこと…」

権助「でも、気持ちをお伝えしたくて」

お千代「実は、私も権助さんのお人柄に惹かれていました

権助「本当ですか!?」

密かな交際

二人は人目につかないよう、密かに会うようになりました。

お千代「こんな形でしか会えないなんて」

権助「申し訳ございません」

お千代「謝らないで。私は幸せよ」

権助「お千代さん…

しかし、これが長く続くはずもありません。

発覚

ある日、座長に見つかってしまいました。

座長「お千代!何をしている!」

お千代「座長…」

座長「便所番と何の話だ!」

権助「私が悪いのです

座長「当たり前だ!身分をわきまえろ!」

別れの危機

座長は権助をクビにすると言い出しました。

座長「明日から来るな」

権助「分かりました」

お千代「そんな!」

座長「お前も、もう少し考えて行動しろ

権助は諦めて帰ろうとしましたが…

意外な展開

お千代「待って!」

権助「お千代さん」

お千代「実は、私…」

権助「?」

お千代「座長の娘なの

権助「え!?」

座長「お千代…」

お千代「父上、権助さんは良い人です」

座長「それでも身分が…」

お千代「なら、私が便所番になります

一同「ええ!?」

そこへ、芝居小屋の大旦那が。

大旦那「何か騒がしいが…」

座長「実は…」

事情を聞いた大旦那。

大旦那「面白い。権助を俳優にしてやろう」

権助「え!?俳優に!?

大旦那「便所をきれいにできる男なら、舞台もきれいにできるだろう」

こうして、権助は俳優デビュー。
しかし、初舞台で…

権助「あがっちゃって、便所に行きたくなっちゃった

まとめ

便所番の恋が実って俳優になったけど、結局便所がらみって話でした。
どこまで行っても、便所との縁が切れませんね。
自己採点は85点!下ネタから始まって、ちゃんと恋愛ドラマになったでしょ?

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