式典参加
まくら
会社の式典って、緊張しますよね。
普段とは違う雰囲気で、どう振る舞えばいいかわからない。
でも、マナーを間違えると、恥ずかしい思いをしてしまいます。
あらすじ
会社の創立記念式典に参加することになった木村。
木村「式典に参加しなきゃ」
奥さん「そうね」
木村「でも、マナーがわからない」
奥さん「そうね」
木村「どんな服装がいいかな」
奥さん「スーツでしょう」
木村「そうだね」
奥さん「ネクタイも忘れずに」
木村「はい」
奥さん「がんばって」
木村「はい」
式典会場に行きました。
木村「すごい会場だな」
同僚「そうですね」
木村「緊張するね」
同僚「そうですね」
木村「どこに座ればいいのかな」
同僚「席が決まってますよ」
木村「そうなの」
同僚「名札がありますよ」
木村「どこだろう」
同僚「探してみましょう」
木村「はい」
席を探しました。
木村「あった」
同僚「よかったですね」
木村「ここに座ればいいのかな」
同僚「そうですね」
木村「緊張するな」
同僚「そうですね」
でも、式典が始まる前から、マナーがわかりませんでした。
木村「いつ座ればいいのかな」
同僚「今はまだ立っていましょう」
木村「そうなの」
同僚「偉い人が来てからです」
木村「そうなの」
同僚「がんばって」
木村「はい」
偉い人が来ました。
司会「社長がお見えになりました」
木村「座ればいいのかな」
同僚「まだです」
木村「そうなの」
同僚「拍手をしましょう」
木村「はい」
拍手をしました。
木村「いつまで拍手するのかな」
同僚「社長が手を上げるまで」
木村「そうなの」
同僚「がんばって」
木村「はい」
やっと、座ることができました。
木村「やっと座れた」
同僚「そうですね」
木村「疲れた」
同僚「そうですね」
でも、今度は、いつ立てばいいかわかりませんでした。
司会「それでは、社歌を歌います」
木村「歌?」
同僚「立ちましょう」
木村「立つの?」
同僚「はい」
木村「歌えない」
同僚「口を動かすだけでも」
木村「はい」
同僚「がんばって」
木村「はい」
でも、社歌がわかりませんでした。
木村「歌詞がわからない」
同僚「小さい声で」
木村「はい」
同僚「口を動かして」
木村「はい」
でも、周りの人は大きな声で歌っていました。
木村「みんな上手だね」
同僚「そうですね」
木村「覚えてるのね」
同僚「そうですね」
木村「僕だけ歌えない」
同僚「大丈夫ですよ」
木村「そうかな」
同僚「がんばって」
木村「はい」
社歌が終わりました。
木村「やっと終わった」
同僚「そうですね」
木村「疲れた」
同僚「そうですね」
でも、今度は、社長の挨拶が始まりました。
社長「皆さん、お疲れ様です」
木村「拍手?」
同僚「はい」
木村「いつまで?」
同僚「社長が話し始めるまで」
木村「はい」
同僚「がんばって」
木村「はい」
社長の挨拶が長くて、疲れました。
木村「長いね」
同僚「そうですね」
木村「いつ終わるのかな」
同僚「わからないですね」
木村「眠くなってきた」
同僚「がんばって」
木村「はい」
でも、ついつい居眠りしてしまいました。
木村「(うとうと)」
同僚「起きて」
木村「あ、寝てた」
同僚「大丈夫ですか?」
木村「はい」
同僚「気をつけて」
木村「はい」
やっと、式典が終わりました。
木村「やっと終わった」
同僚「お疲れ様」
木村「疲れました」
同僚「でも、がんばりましたね」
木村「ありがとうございます」
同僚「慣れないと大変でしょう」
木村「そうですね」
同僚「でも、大切なことです」
木村「そうですね」
同僚「また、機会があれば」
木村「はい」
同僚「でも、木村さん」
木村「はい」
同僚「一つ聞きたいことがあります」
木村「何ですか?」
同僚「なんで社長の挨拶中に、『そうですね』って相づちを打ってたんですか?」
木村「話しかけられてると思って」


