スポンサーリンク

【時事落語】働いて×5と雰囲気答弁|流行語大賞2025を風刺

スポンサーリンク
働いて働いて働いて働いて働いてまいります
スポンサーリンク
スポンサーリンク

【時事落語】雰囲気で働く(新作落語)

導入

みなさん、こんにちは。今回も時事ネタ落語をお届けします。

2025年の新語・流行語大賞で、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれました。女性初の内閣総理大臣が、総裁選直後に「ワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言し、「働いて」を5回連呼したあの演説です。

ところが、この発言の真意を問われると「その場の雰囲気です、大きな意味はございません」という答弁。便利な言葉ですね、「雰囲気」って。

今回は、この「雰囲気答弁」を題材に、創作落語を作ってみました。もちろんフィクションですので、お気楽にお楽しみください。

まくら

えー、毎度おなじみのお笑いを一席。

最近は「雰囲気」っちゅう言葉が便利でございましてな。

「なんでそんなこと言うたんや」「雰囲気や」

「なんでそんなことしたんや」「雰囲気や」

こう言うたら、だいたいのことは許されると思てる人がおりますな。

うちの嫁はんに「なんで給料日に飲みに行ったんや」言われて、「雰囲気や」言うたら、「ほな離婚届も雰囲気で出すわ」言われましてな。

雰囲気では済まんこともあるんですわ。

あらすじ

流行語大賞の発表

さて、年末恒例の流行語大賞の発表会場でございます。

司会「今年の年間大賞は…『働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相』です!」

会場から拍手が起こります。

首相「光栄でございます。この賞を励みに、さらに働いてまいります」

記者A「首相、一つ質問よろしいですか」

首相「どうぞ」

記者A「『働いて』を5回言ったのは、何か深い意味があるのでしょうか」

首相「その場の雰囲気です、大きな意味はございません」

記者A「雰囲気…ですか」

首相「はい。演説というのは、その場の空気を読んで、臨機応変に言葉を紡ぐものでございます」

雰囲気の連発

記者B「では、『ワークライフバランスを捨てる』という発言は?」

首相「その場の雰囲気です、大きな意味はございません」

記者B「働き方改革に逆行するのでは?」

首相「雰囲気でございます」

記者C「1日2〜4時間睡眠というのは本当ですか?」

首相「その場の雰囲気で申し上げました」

記者C「睡眠時間も雰囲気なんですか!?」

首相「政治家というのは、常に雰囲気を大切にするものでございます」

控え室では、秘書官が頭を抱えておりました。

秘書官「首相、『雰囲気』を使いすぎでは…」

首相「大丈夫よ。便利な言葉見つけたんやから、使わな損やないの」

秘書官「しかし、記者たちが怪しんでおります」

首相「怪しまれても、雰囲気で乗り切るわ」

記者の反撃

記者会見が続きます。

記者D「首相、増税についてはいかがお考えですか」

首相「その場の雰囲気を見て判断いたします」

記者D「外交問題については?」

首相「国際的な雰囲気を見極めてまいります」

記者D「少子化対策は?」

首相「社会全体の雰囲気を醸成することが大切です」

記者E「首相、何を聞いても雰囲気ですな」

首相「政治とは雰囲気でございますから」

記者E「ほな、支持率が下がったら?」

首相「それは国民の皆様の雰囲気でございます」

記者E「選挙で負けたら?」

首相「有権者の雰囲気でございましょう」

記者E「辞任を求められたら?」

首相「その場の雰囲気を見て判断いたします」

流行語大賞の価値

ベテラン記者が立ち上がりました。

ベテラン記者「首相、一つ確認させてください」

首相「どうぞ」

ベテラン記者「『働いて×5』は雰囲気で、大きな意味はない」

首相「はい、その通りでございます」

ベテラン記者「では、その言葉が流行語大賞を受賞したことも、雰囲気ですか?」

首相「いえ!それは違います!」

ベテラン記者「ほう、違いますか」

首相「流行語大賞は、審査員のやくみつるさんをはじめ、選考委員の皆様の正当な評価でございます!」

ベテラン記者「なるほど。発言自体は雰囲気やけど、賞は評価やと」

首相「その通りです」

ベテラン記者ほな、国民の審判より、やくみつるさんの評価の方が重いんですな。次の選挙、やくさんに決めてもらいましょか

まとめ

というわけで、2025年流行語大賞をヒントに、時事落語を創作してみました。

「雰囲気です、大きな意味はございません」という便利な言葉。確かに使いこなせれば最強の言い訳かもしれませんが、都合のいい時だけ「評価」と言い張るのは、さすがにツッコまれますわな。

まあ、この落語自体も「雰囲気で作りました、大きな意味はございません」と言いたいところですが、それを言うたら芸がないので、ちゃんと意味を込めて作りましたとだけ申し上げておきます。たぶん。

自己採点は…雰囲気で70点くらいでしょうか。

※この物語は時事ネタをヒントにした完全なフィクションです。実際の人物・発言とは異なる創作であり、特定の政治的立場を支持・批判する意図はございません。あくまで「雰囲気」でお楽しみください。

次回もまた時事ネタでお会いしましょう。お後がよろしいようで。


今日の教訓: 「雰囲気です」は便利な言葉やけど、使いすぎると「ほな全部雰囲気やないか」と返される。都合のええ時だけ「評価」言うても、そら通りまへんで。

タイトルとURLをコピーしました