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【AI落語】掛け布団騒動(新作落語)

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掛け布団騒動
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掛け布団騒動

商売で少し儲かると、ついつい贅沢したくなるのが人情ってもんで。
今回は、そんな人の欲から始まる騒動を落語にしてみました。
相変わらず、くだらない話ばかり考えてる自分が情けないやら、楽しいやら。

まくら

金は天下の回りものと申しますが

あらすじ

日本橋の呉服問屋「越後屋」の主人、伊兵衛さん。
この冬は商売が順調で、少し懐が温かくなっておりました。

伊兵衛「おい、おたき。今日は特別に、上等な掛け布団を買ってきたぞ」

おたき「まあ、あなた。そんな贅沢して大丈夫なんですか?」

伊兵衛「なに、たまにはいいじゃないか。冬も本番だしな」

家族の反応

その晩、家族が集まって夕飯を食べているときのこと。

息子の太郎「父上、新しい布団を買われたそうで」

伊兵衛「ああ、上等なやつをな。京都から取り寄せた絹の掛け布団だ

娘のお花「まあ!絹の布団なんて、お姫様みたい!」

おたき「でも、一枚しか買ってないんでしょう?」

伊兵衛「そりゃあ、高いからな。一枚で三両もしたんだ

太郎「三両!?」

それぞれの思惑

その夜から、家族それぞれが布団のことを考え始めました。

太郎の独り言「俺は跡取りだ。あの布団は将来俺のものになるはず…」

お花の独り言「私、来年にはお嫁に行くかも。嫁入り道具にあの布団があれば…」

おたきの独り言「主人は自分で使うつもりかしら。でも、家計を切り盛りしてるのは私なのに…」

番頭の与助まで「旦那様、あんな高い布団買って。俺なんか、藁布団で十年だぜ…」

布団争奪戦

翌日の昼下がり、伊兵衛が店に出ている間に…

おたき「あの布団、ちょっと干しておこうかしら」

太郎「母上、僕が干しますよ」

お花「いえいえ、私が」

三人で布団を引っ張り合いになりました。

与助「皆さん、何をなさってるんで?」

おたき「この子たちが、勝手に布団を…!

太郎「母上こそ!」

お花「お兄様だって!」

大騒動に発展

そこへ近所の人たちも集まってきて…

隣の八百屋「なんだい、越後屋さんで喧嘩かい?」

向かいの魚屋「三両の布団の取り合いだってよ」

八百屋「へえ、金持ちは違うねえ」

騒ぎを聞きつけて、伊兵衛が戻ってきました。

伊兵衛「こら!何をやってるんだ!」

おたき「あなた!この布団、誰が使うんですか!」

太郎「父上、僕は跡取りですから…」

お花「私、お嫁に行くときに…」

伊兵衛「何を言ってるんだ、お前たちは!

衝撃の真実

伊兵衛「この布団はな…」

全員「この布団は?」

伊兵衛「お前たちのためじゃない

おたき「じゃあ、誰の?」

伊兵衛「実は…来月、お殿様が店にいらっしゃることになってな」

太郎「お殿様が!?」

伊兵衛「それで、お休みいただく部屋に、上等な布団が必要だったんだ」

お花「ということは…」

伊兵衛「そうだ、これはお殿様用だ。お前たちが使えるわけないだろう

全員「…」

与助「旦那様…」

伊兵衛「なんだ、与助」

与助「実は昨日、その布団…」

伊兵衛「その布団がどうした?」

与助「野良猫が入り込んで、その上で子供を三匹産んじまいました

まとめ

というわけで、高級布団をめぐる騒動でございました。
結局、誰も使えないどころか、猫の産室になっちゃったってオチです。
うーん、自己採点は95点…いや、ちょっと強引かな?
でも、欲をかくとろくなことがないって教訓にはなったかも…ならないか。

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