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【AI落語】貧乏神の羽毛布団(新作落語)

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貧乏神の羽毛布団
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貧乏神の羽毛布団

拾い物には福があるって言いますけど、時には災いを拾っちまうこともありまして。
今回は、そんな不思議な布団の話を新作落語にしてみました。
貧乏神なんて、今時信じる人もいないでしょうが、まあ話のネタってことで。

まくら

タダより高いものはないってね

あらすじ

深川の貧乏長屋。
ある朝、長屋の入り口に立派な羽毛布団が置いてありました。

八五郎「おい、見ろよ!すげえ布団が落ちてるぞ」

熊公「羽毛布団じゃねえか。こんな高級品、誰が捨てたんだ?」

与太郎「もったいねえ。使っちまおうぜ

大家「待て待て、持ち主が現れるかもしれん」

三日待っても持ち主は現れず。

順番制の導入

大家「仕方ない、みんなで順番に使うことにしよう」

八五郎「俺が最初だ!」

熊公「なんで、お前が」

与太郎「じゃんけんで決めようぜ」

じゃんけんの結果、八五郎が最初に使うことに。

八五郎の不運

羽毛布団で寝た翌日。

八五郎「ああ、よく寝た…って、うわっ!」

財布がなくなっていました。

八五郎「昨日まであった小遣いが全部ない!

さらに…

八五郎の女房「あんた!米櫃も空っぽよ!」

八五郎「なんでだ?昨日買ったばかりなのに」

熊公の番

熊公「八五郎の不運は偶然だろ。俺は大丈夫だ」

翌朝…

熊公「仕事に行くか…あれ?」

大工道具が全部錆びていました。

熊公「昨日まで、ピカピカだったのに!

親方「熊!こんな錆びた道具じゃ仕事にならねえ。クビだ!」

熊公「そ、そんな…」

与太郎の体験

与太郎「二人とも運が悪いだけだ。俺が証明してやる」

翌朝…

与太郎「あれ?なんか体が重い…」

鏡を見ると、髪の毛が真っ白に。

与太郎「じじいになっちまった!

医者「ストレスによる一時的なものでしょう」

与太郎「一晩でこんなになるか!」

噂の広がり

長屋中に「呪いの布団」の噂が広がりました。

女房連中「貧乏神が憑いてるのよ」

子供たち「お化け布団だ!」

商人「そんな布団、燃やしちまえ

大家「待て、まだ分からん。わしが調べてみる」

大家の調査

大家は布団を詳しく調べました。

大家「ふむ…確かに上等な羽毛布団だが…ん?」

布団の端に小さな札が。

大家「『△△質店』…質屋の札じゃないか」

大家は質屋へ向かいました。

質屋「ああ、その布団!返してください!」

大家「どういうことだ?」

質屋「実は、間違えて表に出しちまったんです

真相

質屋「その布団、とある金持ちが質入れしたものでして」

大家「金持ちが?」

質屋「ええ、でも呪いなんかじゃありません」

大家「じゃあ、なんで使った者が不幸に?」

質屋「実は…その羽毛…」

大家「羽毛が?」

質屋「全部、鳥の羽じゃなくて、フケなんです

大家「フケ!?」

質屋「前の持ち主、とんでもないフケ症でして。布団に自分のフケを詰めて、軽くしてたんです」

大家「だから使った者が…」

質屋「アレルギーで体調崩したんでしょう

長屋に戻って

大家「みんな、分かったぞ!」

一同「呪いの正体は?」

大家「フケだ」

一同「フケ!?

八五郎「フケで財布がなくなるか?」

大家「具合悪くて、どこかに落としたんだろ」

熊公「道具が錆びたのは?」

大家「具合悪くて、手入れを忘れたんだ」

与太郎「じゃあ、俺の白髪は?」

大家「一晩中、頭を掻いてたんだろう

みんなで布団を質屋に返しに行きました。

質屋「ありがとうございます。お礼に、本物の羽毛布団を…」

一同「いらねえ!

まとめ

呪いの羽毛布団の正体は、とんでもないフケ布団だったってオチでした。
まあ、ある意味呪いより質が悪いかもしれません。
自己採点は75点。フケってオチはちょっと汚いかな?でも、落語らしい下品さってことで許してください!

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