洗濯の間違い
まくら
最近は男性も家事をする時代になりましたが、慣れないとなかなか難しいものです。
特に洗濯は、意外と奥が深くて、思わぬ失敗をすることがあります。
今日は、そんな洗濯初心者の話です。
あらすじ
奥さんが実家に帰ることになり、山田は初めて一人で洗濯をすることになりました。
奥さん「洗剤はここ、柔軟剤はここに入れるのよ」
山田「わかった、簡単だな」
奥さん「白いものと色物は分けてね」
山田「了解」
奥さんが出かけた後、山田は早速洗濯を始めました。
山田「えーと、まず白いものを…」
白いシャツを洗濯機に入れました。
山田「次は洗剤…どれくらい入れるんだ?」
適当に入れました。
山田「多い方がきれいになるだろう」
洗剤を山盛り入れました。
スイッチを入れると、洗濯機が動き始めました。
山田「よし、これで終わり」
30分後、洗濯機を開けると…
山田「うわっ!」
泡が溢れ出してきました。
山田「洗剤入れすぎた…」
何度もすすぎをして、やっと泡が消えました。
山田「今度は色物だ」
赤いTシャツと青いジーンズを一緒に入れました。
山田「色物同士なら大丈夫だろう」
今度は洗剤を控えめに入れました。
洗濯が終わって取り出すと…
山田「あれ?Tシャツが紫になってる」
ジーンズの色が移っていました。
山田「まあ、着れないことはない」
次は乾燥です。
山田「外に干すの面倒だから、乾燥機使おう」
全部まとめて乾燥機に入れました。
1時間後。
山田「できた!」
取り出してみると…
山田「なんか小さくなってない?」
セーターが子供サイズに縮んでいました。
山田「これはまずい…」
そこへ、奥さんから電話が。
奥さん「洗濯できた?」
山田「あ、ああ、完璧だよ」
奥さん「本当?私の白いブラウスも洗った?」
山田「白いブラウス?」
奥さん「洗濯カゴに入れといたでしょ」
山田「あ…」
慌てて洗濯カゴを見ると、白いブラウスがありました。
山田「今から洗う」
奥さん「お願いね。大事なブラウスだから」
電話を切って、ブラウスを手に取ると…
山田「あれ?これ、さっき一緒に洗った気が…」
よく見ると、ブラウスはピンク色になっていました。
山田「赤いTシャツと一緒に…」
慌ててタンスを確認すると、ピンクのブラウスが。
山田「これを白いブラウスだと思って…」
翌日、奥さんが帰ってきました。
奥さん「洗濯物は?」
山田「あ、全部きれいに洗ったよ」
奥さん「私のブラウスは?」
山田「それが…新色が出たみたいで」
奥さん「新色?」
山田「薄いピンクの」


