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【AI落語】ブランコはフランコよりもぶつけられやすい(新作落語)

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【AI落語】ブランコはフランコよりもぶつけられやすい(新作落語)
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【AI落語】ブランコはフランコよりもぶつけられやすい(新作落語)

世の中には本当に面白い研究をされる先生がいらっしゃるもので、今回は昭和女子大学の榊原良太准教授が発表された「濁音とデッドボール」の研究に感銘を受けました。

学術研究でこんなに楽しい切り口があるなんて、まさに目から鱗です。

というわけで、この素晴らしい研究に触発されて、新作落語を一席作ってみました。学者先生の真面目な研究が、現場でどんな騒動を巻き起こすか…まあ、フィクションですから、お気楽にお楽しみください。

まくら

えー、世の中にはな、いろんな研究をする先生がおりましてな。中にはホンマに「それ調べてどないすんねん」っちゅうような研究もあるわけですわ。

でもな、そういう研究が案外世の中を変えることもあるんです。今日はそんな、ちょっと変わった研究が野球界を大騒動に巻き込んだっちゅう話を一席。

濁音のジンクス

大学の研究室

教授「やあ、君たち。今日は私の新しい研究成果を発表しよう」

学生「先生、また変な研究ですか?この前の『カレーを食べた日は三振が多い』っていうのも相当でしたけど」

教授「いやいや、今回は違う。もっと科学的だ。音象徴という言語学の理論を応用してね」

学生「音象徴?」

教授「簡単に言うとね、濁音…つまりガ行、ザ行、ダ行、バ行の音は、人に『大きい』『強い』『重い』というイメージを与えるんだ」

学生「へぇ、それで?」

教授「プロ野球の外国人選手のデータを10年分調べたら、驚くべきことが分かった。名前に濁音が多い選手ほど、デッドボールを受ける確率が高いんだ!」

学生「えっ!?マジですか!?」

教授「例えば、ブランコとフランコを比較すると、ブランコの方が1.5倍も死球を受けている」

学生「それって…偶然じゃないんですか?」

教授「統計学的に有意な差があるんだよ。これは学会で発表する価値がある!」

プロ野球の球団事務所

コーチ「おい、聞いたか?例の濁音の研究」

監督「ああ、あのバカバカしい…いや、興味深い研究な」

コーチ「うちのガルシア、バルデス、ゴンザレス…全員濁音だらけやないか」

監督「確かに去年のデッドボール数、リーグトップやったな」

選手A「監督!俺、改名したいです!」

監督「は?何言うてんねん」

選手A「だって俺、『ドドンコ・ガガーリン』ですよ!濁音だらけじゃないですか!」

監督「それ芸名やろ!本名使えや!」

選手A「本名も『権藤権太』です…」

監督「それも濁音だらけやないか!」

相手チームのベンチ

ピッチャー「監督、今日の相手の打順見ました?」

監督「どないしたん?」

ピッチャー「1番から9番まで、全員サ行とカ行の清音ばっかりです」

監督「え?」

ピッチャー「サトウ、ススキ、タカハシ、ヤマモト、コハヤシ、イトウ、ワタナヘ、サイトウ、タナカ…」

監督「なんや、日本人ばっかりやないか」

ピッチャー「いえ、全員外国人です。今朝改名したそうです」

監督「アホか!」

記者会見場

記者「ガルシア選手、今日から『カルシア』に改名されたそうですが」

カルシア「ハイ、濁音ヲ避ケルタメデス」

記者「バルデス選手は?」

パルテス「ワタシハ『パルテス』ニナリマシタ」

記者「『バ』を『パ』にしただけですか?でも『パ』も半濁音では?」

パルテス「ハンダクオン?ソレモダメ?」

記者「厳密には…」

パルテス「ジャア『ハルテス』!イヤ、『ハルトス』!イヤイヤ『カルトス』!」

記者「もう何が何だか…」

記者「ゴンザレス選手は?」

コンザレス「『コンザレス』デス」

記者「まだ『ザ』が…」

コンザレス「『コンサレス』…アレ?」

監督「もうええわ!全員、元の名前に戻せ!」

試合中

実況「さあ、バッターボックスには…えーと、何と読むんでしょうか、この名前」

解説「『ススス・サササキ』選手ですね。今朝改名したそうです」

実況「元の名前は?」

解説「『ドドンコ・ガガーリン』選手でした」

実況「清音にこだわりすぎて、逆に発音しにくくなってませんか?」

解説「舌噛みそうですなぁ」

実況「ピッチャー振りかぶって…投げた!」

(ボールが当たる音)

実況「あーっと!デッドボール!」

解説「改名しても当たるもんは当たりますなぁ」

ススス「痛い!なんで当たるねん!清音にしたのに!」

ピッチャー「すみません、『ススス・サササキ』って心の中で言いながら投げたら、舌がもつれて手元も狂いました」

研究室(後日)

学生「先生、野球界が大混乱です」

教授「ああ、見たよ。でも私の研究はあくまで統計的な相関関係を示しただけで、因果関係じゃないんだ」

学生「じゃあ、名前変えても意味ないんですか?」

教授「そもそも、ピッチャーは名前見て投げてないからね」

学生「それを早く言ってくださいよ!」

教授「でも面白いデータが取れた。清音の名前に改名後の選手のデッドボール率が3倍に増えたんだ」

学生「なんでですか!?」

教授「多分、言いにくい名前でイライラしたピッチャーが…」

学生「ホンマどないせえっちゅうねん!」

まとめ

いやぁ、学問の世界って奥が深いですね。濁音とデッドボールの関係なんて、普通は思いつきもしません。

でも実際の現場では、こんな騒動になることもあるかもしれませんね(まあ、ないでしょうけど)。

結局のところ、野球は名前じゃなくて実力勝負。濁音だろうが清音だろうが、避けられる選手は避けるし、当たる選手は当たる。

ただ、もし私が野球選手だったら…「ワタナベ」に改名するかもしれません。だって、なんとなく当たらなさそうじゃないですか?

まあ、そんなことより、榊原先生の次の研究が楽しみです。今度は「促音(ッ)の多い選手はホームランが多い」とか…ないか。

というわけで、本日の一席、お粗末さまでした。

※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・研究とは関係ありません。榊原良太准教授の研究は実際に行われた真面目な学術研究であり、その価値を貶めるものではありません。

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