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【AI落語】病院の順番(新作落語)

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病院の順番
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病院の順番

まくら

病院の待ち時間って長いですよね。

予約しても1時間待ちは当たり前。

でも、それ以上に困るのは、複雑な受付システムです。

今日は、そんな病院での勘違いの話です。

あらすじ

木村は、朝一番で病院に行きました。

受付「初診ですか?」

木村「いえ、再診です」

受付「診察券をお出しください」

木村「はい」

受付「本日は何科を受診されますか?」

木村「内科です」

受付「それでは、内科の受付機で受付してください」

内科の受付機の前に行きました。

木村「えーと、診察券を入れて…」

機械「受付番号は32番です」

木村「32番か」

待合室で待ちました。

看護師「15番の方〜」

木村「まだ15番か…」

1時間経っても呼ばれません。

木村「遅いな…」

隣の患者に聞いてみました。

木村「すみません、今何番ですか?」

患者「28番ですよ」

木村「じゃあ、もうすぐだ」

患者「でも、それは採血の番号ですよ」

木村「え?採血?」

患者「診察は別の番号です」

木村「別の番号?」

よく見ると、手元の紙には「採血:32番」と書いてありました。

木村「じゃあ、診察の番号は?」

患者「受付でもらいませんでした?」

木村「もらってない気が…」

受付に戻りました。

受付「診察の番号札は、内科の窓口でお渡ししています」

木村「窓口?受付機じゃなくて?」

受付「機械は採血や検査の受付です」

内科の窓口に行きました。

看護師「診察の受付ですか?」

木村「はい」

看護師「保険証をお出しください」

木村「さっき受付で出しましたけど」

看護師「それは総合受付です。各科でも確認が必要です」

木村「そうなんですか…」

看護師「診察番号は85番です」

木村「85番!?今何番ですか?」

看護師「42番です」

木村「まだ40人以上…」

また待合室で待ちました。

2時間後。

看護師「85番の木村さ〜ん」

木村「はい!やっと…」

診察室に入りました。

医師「どうされました?」

木村「風邪気味で…」

医師「いつからですか?」

木村「3日前からです」

医師「熱は?」

木村「微熱があって」

医師「じゃあ、まず採血しましょう」

木村「採血?」

医師「はい。採血室で」

木村「あの…採血の番号なら持ってます」

医師「それはいつの?」

木村「今朝もらった32番」

医師「それはもう過ぎてますね。新しい番号を取ってください」

また採血受付へ。

機械「受付番号は126番です」

木村「126番…」

看護師「今、95番ですから、30分くらいですね」

結局、病院を出たのは夕方でした。

翌日、同僚に話しました。

同僚「一日がかりでしたね」

木村「もう二度と行きたくない」

同僚「でも、薬はもらえたんですか?」

木村「薬?」

同僚「処方箋もらわなかったんですか?」

木村「処方箋…そういえば、何ももらってない」

同僚「じゃあ、何しに行ったんです?」

木村「採血」

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