病院待合室の人間模様
病院の待合室って、独特な緊張感がありますよね。みんな体調悪いのに、順番争いとか微妙な空気とか。そんな現代の病院事情を、今回は標準語でさらりと描いてみました。まあ、私も病院は苦手なんですが、観察眼だけは鍛えられます。
白衣の世界の待機時間
病院の待合室というのは、現代社会の縮図でございます。
様々な人間が集まり、それぞれの事情を抱えながら、順番という平等なルールの下で待っている。
しかし、その平等さが時として争いの種になるのも、また人間らしい話です。
朝一番の攻防戦
「さくら内科クリニック」、朝 8 時 30 分開院。
8 時にはもう 5 人ほどが並んでいる。
先頭の佐藤おじいさん「今日は早かったな」
2 番目の田中おばあさん「佐藤さん、いつもより 10 分早いですよ」
佐藤さん「昨日の夜から調子が悪くてな」
3 番目の山田さん(中年男性)「僕も会社休んで来たんです」
番号札の配布
受付開始。
看護師「おはようございます。番号札をお取りください」
みんな、一斉に番号札の機械に向かう。
佐藤さん「1 番」
田中さん「2 番」
山田さん「3 番」
ここまでは順調。
でも、遅れて来た人たちが続々と。
診察順番の心理戦
待合室で待つこと 30 分。
まだ 1 番の佐藤さんも呼ばれない。
山田さん「(腕時計を見て)もう 9 時か…」
田中さん「この病院、いつも時間かかるのよ」
新たに来た若い女性「すみません、39 番でした」
山田さん「39 番?もうそんなに?」
佐藤さん「最近は予約制にしてほしいもんだ」
診察内容の推測ゲーム
診察室から出てきた患者を見て、みんな勝手に推測し始める。
田中さん「(小声で)あの人、包帯してるから外傷ね」
山田さん「(小声で)ということは時間かからないかも」
佐藤さん「(小声で)でも先生、説明好きだからな」
すると、次の患者が長時間入っている。
田中さん「もう 20 分…何の病気かしら」
山田さん「検査の説明とかじゃないですか」
番号の呼び出し
看護師「1 番の佐藤さん」
佐藤さん「はい!やっと来た」
診察室に入っていく。
15 分後。
看護師「2 番の田中さん」
田中さん「はーい」
10 分後。
看護師「3 番の山田さん」
山田さん「(ホッとして)はい!」
意外な展開
山田さんが診察を受けている間、待合室に新たな患者が。
急患らしく、顔色が悪い。
受付「すぐに診察いたします」
待合室の人たち「(ざわざわ)」
若い女性「急患は仕方ないですよね」
おじいさん「そうだな、命に関わることもあるし」
でも、心の中では「順番抜かされた」という気持ちも。
山田さんの診察結果
診察室から出てきた山田さん、なぜかニコニコしている。
待合室の人「あら、良かったんですね」
山田さん「はい、ただの疲労でした」
田中さん「それは良かった」
山田さん「先生に『仕事のストレスが原因だから、少し休みなさい』と言われて」
佐藤さん「それで会社を正式に休めるな」
山田さん「そうなんです。診断書も書いてもらいました」
急患の正体
と、その時。
急患で入った人が診察室から出てきた。
なんと、山田さんの会社の部長だった。
部長「あ、山田くん?」
山田さん「あ、部長…」
部長「君も体調悪かったのか」
山田さん「はい…部長もですか?」
部長「最近、仕事がきつくてな…胃が痛くて」
山田さんと部長、お互いに苦笑い。
真実の発覚
受付で会計を済ませる 2 人。
部長「山田くん、実は…」
山田さん「はい?」
部長「最近の仕事量、ちょっと多すぎたかもしれん」
山田さん「いえ、そんな…」
部長「今度から、もう少し人員を増やそう」
山田さん「本当ですか?」
部長「お互い、体が資本だからな」
山田さん「ありがとうございます」
結局、2 人とも診断書をもらって、その日は休み。
翌週から職場の環境も改善された。
待合室で待ってた他の患者たち「病院で解決するとは思わなかった」
まとめ
病院の待合室って、いろんな人の人生が交差する場所なんですね。順番を待つ間のちょっとした出会いが、思わぬ展開を生むこともある。山田さんと部長さんの偶然の遭遇は、まさに運命的でした。病気も悪いことばかりじゃないのかもしれませんね。今回は 82 点!いい話になったと思います。


