ビールタイムマシン
時間旅行は人類の夢の一つです。
今回は、そんなタイムマシンを開発したビール好きの発明家の話をお届けします。
動力源の秘密が、アメリカンジョーク風の最後のオチを生みます。
ビール好きの発明家のタイムマシン
ビール好きの発明家がタイムマシンを開発したお話です。
あらすじ
ビール好きの発明家が、友人にタイムマシンを披露することになった。
発明家「今日は来てくれてありがとう」
友人「タイムマシンを本当に作ったのか?」
発明家「ああ、作ったよ」
友人「本当に?」
発明家「本当だ。見てくれ」
発明家は大きな機械を指差した。
友人「これがタイムマシンか?」
発明家「そうだ。これで時間旅行ができる」
友人「時間旅行?」
発明家「ああ、過去や未来に行くことができる」
友人「過去や未来に?」
発明家「そうだ。どこの時代にでも行ける」
友人「すごいな」
発明家「ありがとう」
友人「どうやって作ったんだ?」
発明家「長年の研究の成果だ」
友人「長年の研究?」
発明家「ああ、毎日研究していた」
友人「毎日?」
発明家「ああ、朝から晩まで」
友人「朝から晩まで?」
発明家「ああ、ビールを飲みながら」
友人「ビールを飲みながら?」
発明家「ああ、ビールが研究の原動力だった」
友人「原動力?」
発明家「ああ、ビールがあるから頑張れた」
友人「なるほど」
発明家「ビールは創造力を高めるんだ」
友人「創造力?」
発明家「ああ、ビールを飲むとアイデアが浮かぶ」
友人「アイデアが浮かぶ?」
発明家「ああ、このタイムマシンもビールを飲んでいる時に思いついた」
友人「ビールを飲んでいる時に?」
発明家「ああ、『もし過去に戻れたら、もっと美味しいビールを飲めるのに』と思った」
友人「過去に戻れたら?」
発明家「ああ、昔の美味しいビールを飲みたいと思った」
友人「昔の美味しいビール?」
発明家「ああ、昔のビールの方が美味しかったかもしれない」
友人「そうか」
発明家「それで、タイムマシンを作ることにした」
友人「なるほど」
発明家「ビールのためのタイムマシンだ」
友人「ビールのため?」
発明家「ああ、ビールを求めて時間旅行をする」
友人「時間旅行を?」
発明家「ああ、色々な時代のビールを飲む」
友人「色々な時代の?」
発明家「ああ、古代エジプトのビールとか」
友人「古代エジプトの?」
発明家「ああ、中世ヨーロッパのビールとか」
友人「中世ヨーロッパの?」
発明家「ああ、色々な時代のビールを楽しむ」
友人「楽しむ?」
発明家「ああ、これが俺の夢だ」
友人「夢?」
発明家「ああ、ビール愛好家の究極の夢だ」
友人「究極の夢?」
発明家「ああ、時間を超えたビールの旅だ」
友人「時間を超えた?」
発明家「ああ、ビールのタイムトラベルだ」
友人「ビールのタイムトラベル?」
発明家「ああ、最高だろ?」
友人「最高だな」
発明家「ありがとう」
友人「ところで、このタイムマシンはどうやって動くんだ?」
発明家「どうやって?」
友人「ああ、動力源は何だ?」
発明家「動力源?」
友人「ああ、電気か?それとも原子力か?」
発明家「いや、違う」
友人「違う?」
発明家「ああ、もっと革新的な動力源だ」
友人「革新的な?」
発明家「ああ、世界初の動力源だ」
友人「世界初の?」
発明家「ああ、ビールだ」
友人「ビール?」
発明家「ああ、ビールを燃料にして動く」
友人「ビールを燃料に?」
発明家「ああ、ビールのアルコールを燃料にする」
友人「アルコールを燃料に?」
発明家「ああ、エタノール燃料だ」
友人「エタノール燃料?」
発明家「ああ、環境に優しい燃料だ」
友人「環境に優しい?」
発明家「ああ、再生可能エネルギーだ」
友人「再生可能エネルギー?」
発明家「ああ、ビールは作り続けることができる」
友人「作り続けることができる?」
発明家「ああ、永続的なエネルギー源だ」
友人「永続的な?」
発明家「ああ、ビールがある限り、タイムマシンは動く」
友人「ビールがある限り?」
発明家「ああ、でも一つだけ問題がある」
友人「問題?」
発明家「ああ、燃料のビールを、つい飲んでしまう」
友人「飲んでしまう?」
発明家「ああ、だから、いつまでたってもタイムマシンが動かない」
友人「動かない?」
発明家「ああ、これがcatch-22(板挟み)という、アメリカンジョーク的なparadox(パラドックス)だ」
友人「パラドックス?」
発明家「ああ、ビールを飲むためにタイムマシンを作ったが、ビールを飲むとタイムマシンが動かない、というinfinite loop(無限ループ)だ」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビール好きの発明家のタイムマシンを、江戸言葉で表現してみました。
オチは、アメリカンジョーク風に「ビールを燃料にするタイムマシンだが、燃料を飲んでしまうので動かない」という自己矛盾のパラドックスを表現しました。
目的と手段の矛盾が生み出す無限ループを、アメリカンジョーク特有の皮肉で表現したのが面白かったでしょうか。
今回は74点くらいでしょうか。


