ビール療法
心理カウンセリングでは、様々な治療法が提案されます。
今回は、そんなビール好きの男性がカウンセラーに相談する話を関西弁でお届けします。
提案された治療法が、アメリカンジョーク風の意外な展開を生みます。
ビール好きの男性のカウンセリング
ビール好きの男性が心理カウンセラーに相談するお話です。
あらすじ
ビール好きの男性が、心理カウンセラーのもとを訪れた。
カウンセラー「本日はお越しいただき、ありがとうございます」
男性「よろしくお願いします」
カウンセラー「どのようなご相談でしょうか?」
男性「ビールのことで相談があるんです」
カウンセラー「ビールですか?」
男性「はい、ビールを飲みすぎてしまうんです」
カウンセラー「飲みすぎる?」
男性「はい、毎日20本は飲んでしまいます」
カウンセラー「20本?」
男性「はい、朝に5本、昼に5本、夜に10本」
カウンセラー「かなりの量ですね」
男性「はい、やめたいんですけど、やめられません」
カウンセラー「やめられない?」
男性「はい、ビールのことばかり考えてしまいます」
カウンセラー「ビールのことばかり?」
男性「はい、仕事中もビールのことを考えてます」
カウンセラー「仕事中も?」
男性「はい、『早く帰ってビールを飲みたい』って」
カウンセラー「なるほど」
男性「夜中もビールのことで目が覚めます」
カウンセラー「夜中も?」
男性「はい、『もう1本飲みたい』って」
カウンセラー「それは依存症の可能性がありますね」
男性「依存症?」
カウンセラー「はい、アルコール依存症です」
男性「アルコール依存症?」
カウンセラー「はい、治療が必要です」
男性「治療?」
カウンセラー「はい、適切な治療を受けましょう」
男性「どんな治療ですか?」
カウンセラー「色々な方法がありますが」
男性「色々?」
カウンセラー「はい、まず禁酒から始めます」
男性「禁酒?」
カウンセラー「はい、お酒を一切飲まないようにします」
男性「一切?」
カウンセラー「はい、完全に断酒します」
男性「それは無理です」
カウンセラー「無理?」
男性「はい、ビールなしでは生きていけません」
カウンセラー「生きていけない?」
男性「はい、ビールは私の人生です」
カウンセラー「人生?」
男性「はい、ビールがなくなったら、人生に意味がありません」
カウンセラー「意味がない?」
男性「はい、ビールは私の生きがいです」
カウンセラー「生きがい?」
男性「はい、ビールのために生きています」
カウンセラー「そうですか」
男性「他の治療法はありませんか?」
カウンセラー「他の治療法?」
男性「はい、ビールを飲みながらできる治療法」
カウンセラー「ビールを飲みながら?」
男性「はい、ビールをやめるのではなく、上手に付き合う方法」
カウンセラー「上手に付き合う?」
男性「はい、ビールとの良い関係を築く方法」
カウンセラー「なるほど」
男性「そんな治療法はありませんか?」
カウンセラー「実は、あります」
男性「あります?」
カウンセラー「はい、最新の治療法です」
男性「最新の?」
カウンセラー「はい、ビール療法です」
男性「ビール療法?」
カウンセラー「はい、ビールを使った治療法です」
男性「ビールを使った?」
カウンセラー「はい、毎日決まった時間に、決まった量のビールを飲みます」
男性「決まった時間に決まった量?」
カウンセラー「はい、規則正しくビールを飲むことで、依存症を治療します」
男性「規則正しく?」
カウンセラー「はい、ただし、一つ条件があります」
男性「条件?」
カウンセラー「はい、飲むビールは全てノンアルコールビールです」
男性「ノンアルコールビール?」
カウンセラー「はい、アルコールが入っていないビールです」
男性「アルコールが入っていない?」
カウンセラー「はい、でも味はビールと同じです」
男性「味は同じ?」
カウンセラー「はい、これをplacebo effect(プラセボ効果)と言います」
男性「プラセボ効果?」
カウンセラー「はい、『ビールを飲んでいる』というsatisfaction(満足感)だけで、治療効果があります」
男性「満足感だけで?」
カウンセラー「はい、これがアメリカンジョーク風のreverse psychology(逆心理療法)です」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビール好きの男性のカウンセリングを、関西弁で表現してみました。
オチは、アメリカンジョーク風に「ビール療法だが、実はノンアルコールビール」という逆転の治療法を表現しました。
患者の心理を逆手に取った治療法の提案が、アメリカンジョーク特有の皮肉で表現されたのが面白かったでしょうか。
今回は73点くらいでしょうか。


