ビール愛の結婚
ビール愛で結ばれた夫婦の絆は、きっと特別なものでしょう。
今回は、そんなビール愛夫婦の結婚記念日の話を大正時代風の言葉でお届けします。
愛情表現の方法が、アメリカンジョーク風の予想外の展開を生みます。
ビールで結ばれた夫婦の記念日
ビール愛で結ばれた夫婦の結婚記念日での出来事です。
あらすじ
ビール愛で結ばれた夫婦の結婚記念日。
妻「あなた、今日は結婚記念日でございますね」
夫「そうでございますな。もう10年になりますか」
妻「はい、10年でございます」
夫「早いものでございますな」
妻「あなたとビールを愛する日々は、夢のようでございました」
夫「私もでございます」
妻「今日は特別な日でございますので、プレゼントをご用意いたしました」
夫「プレゼント?」
妻「はい、あなたの大好きなビールでございます」
夫「ビール?」
妻「はい、特別なビールでございます」
夫「特別なビール?」
妻「はい、世界で一番高価なビールでございます」
夫「世界で一番?」
妻「はい、一本で1万円もするビールでございます」
夫「1万円?」
妻「はい、あなたのために奮発いたしました」
夫「ありがとうございます」
妻「どうぞ、お飲みください」
夫「いただきます」
夫がビールを飲み始めた。
夫「おお、これは美味しい」
妻「お気に入りいただけましたか?」
夫「はい、とても美味しゅうございます」
妻「よかったです」
夫「ところで、私からもプレゼントがございます」
妻「私にも?」
夫「はい、あなたの大好きなビールでございます」
妻「ビール?」
夫「はい、特別なビールでございます」
妻「特別なビール?」
夫「はい、世界で一番安いビールでございます」
妻「世界で一番安い?」
夫「はい、一本で50円のビールでございます」
妻「50円?」
夫「はい、あなたのために大量に買いました」
妻「大量に?」
夫「はい、200本買いました」
妻「200本?」
夫「はい、1万円分でございます」
妻「1万円分?」
夫「はい、あなたの1本1万円のビールと同じ金額でございます」
妻「同じ金額?」
夫「はい、これで毎日ビールを飲むことができます」
妻「毎日?」
夫「はい、半年間は持ちます」
妻「半年間?」
夫「はい、あなたの1本1万円のビールは10分で飲み終わりましたが、私の50円のビールは半年間楽しめます」
妻「10分で飲み終わりましたか?」
夫「はい、あっという間でございました」
妻「そうでございますか」
夫「はい、でも私の50円のビールは、毎日の楽しみになります」
妻「なるほど」
夫「これが、私の愛の表現でございます」
妻「愛の表現?」
夫「はい、quantity over quality(量より質)ではなく、quality over quantity(質より量)でございます」
妻「逆ではございませんか?」
夫「いえ、私にとっては、毎日の幸せの方が一瞬の贅沢より大切でございます」
妻「なるほど」
夫「これが、アメリカンジョーク風のlove logic(愛の論理)でございます」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビール愛で結ばれた夫婦の結婚記念日の話を、大正時代風の言葉で表現してみました。
オチは、アメリカンジョーク風に「高価なビール1本よりも、安いビールを大量に」という価値観の違いを「愛の論理」として表現しました。
一瞬の贅沢よりも毎日の幸せを重視するという、意外な愛情表現が面白かったでしょうか。
今回は74点くらいでしょうか。


