裁判手続き
まくら
裁判って、縁がないと思っていても、突然巻き込まれることがあります。
でも、法律の専門知識がないと、何をしていいかわからない。
弁護士に頼むにしても、お金がかかるし、大変です。
あらすじ
交通事故で相手と揉めて、裁判になった吉田。
吉田「裁判になっちゃった」
奥さん「大変ね」
吉田「どうすればいいのかわからない」
奥さん「そうね」
吉田「弁護士に相談しよう」
奥さん「そうしましょう」
吉田「お金かかるけど」
奥さん「仕方ないわ」
吉田「行ってみよう」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
弁護士事務所に行きました。
吉田「裁判のことで相談したいんです」
弁護士「どのような事件ですか?」
吉田「交通事故です」
弁護士「そうですか」
吉田「相手が納得してくれなくて」
弁護士「そうですか」
吉田「裁判になりました」
弁護士「訴えられたんですか?」
吉田「はい」
弁護士「訴状は届きましたか?」
吉田「はい」
弁護士「見せてください」
吉田「はい」
弁護士「損害賠償請求ですね」
吉田「そうです」
弁護士「金額は?」
吉田「300万円です」
弁護士「そうですか」
吉田「高いですよね」
弁護士「そうですね」
吉田「どうすればいいですか?」
弁護士「答弁書を提出しなければいけません」
吉田「答弁書?」
弁護士「反論を書いた書面です」
吉田「そうですか」
弁護士「期限はいつですか?」
吉田「来週です」
弁護士「急ぎますね」
吉田「はい」
弁護士「依頼されますか?」
吉田「いくらかかりますか?」
弁護士「着手金が30万円」
吉田「30万円?」
弁護士「成功報酬が回収額の10%」
吉田「そうですか」
弁護士「どうされますか?」
吉田「考えさせてください」
弁護士「期限が迫ってますが」
吉田「はい」
弁護士「自分でやることもできます」
吉田「自分で?」
弁護士「はい」
吉田「できますか?」
弁護士「大変ですが、不可能ではありません」
吉田「そうですか」
弁護士「がんばってください」
吉田「はい」
家に帰りました。
吉田「30万円は高い」
奥さん「そうね」
吉田「自分でやってみよう」
奥さん「大丈夫?」
吉田「やってみる」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
答弁書を書き始めました。
吉田「書き方がわからない」
奥さん「そうね」
吉田「図書館で調べよう」
奥さん「そうしましょう」
吉田「法律の本を借りてくる」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
図書館に行きました。
吉田「法律の本はどこですか?」
司書「こちらです」
吉田「ありがとうございます」
司書「何をお探しですか?」
吉田「交通事故の裁判の本」
司書「これはいかがですか?」
吉田「ありがとうございます」
司書「がんばってください」
吉田「はい」
本を読みました。
吉田「難しい」
奥さん「そうね」
吉田「専門用語ばかり」
奥さん「そうね」
吉田「でも、がんばる」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
やっと、答弁書ができました。
吉田「やっとできた」
奥さん「お疲れ様」
吉田「疲れた」
奥さん「よくがんばったわね」
吉田「裁判所に提出しよう」
奥さん「そうしましょう」
吉田「行ってきます」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
裁判所に行きました。
吉田「答弁書を提出したいんですが」
職員「はい」
吉田「これです」
職員「確認させていただきます」
吉田「はい」
職員「書式が違いますね」
吉田「書式?」
職員「用紙のサイズと余白です」
吉田「そうですか」
職員「書き直してください」
吉田「そうですか」
職員「期限は明日までです」
吉田「明日?」
職員「はい」
吉田「急いで直します」
職員「がんばってください」
吉田「はい」
家に帰って、書き直しました。
吉田「書き直した」
奥さん「お疲れ様」
吉田「疲れた」
奥さん「よくがんばったわね」
吉田「また、裁判所に行こう」
奥さん「そうしましょう」
吉田「行ってきます」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
裁判所に行きました。
吉田「答弁書を提出します」
職員「はい」
吉田「これです」
職員「確認させていただきます」
吉田「はい」
職員「今度は大丈夫です」
吉田「よかった」
職員「受付けました」
吉田「ありがとうございます」
職員「第1回口頭弁論は来月です」
吉田「口頭弁論?」
職員「裁判のことです」
吉田「そうですか」
職員「出廷してください」
吉田「はい」
職員「がんばってください」
吉田「はい」
1ヶ月後、裁判所に行きました。
吉田「緊張する」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
裁判が始まりました。
裁判官「第1回口頭弁論を開始します」
吉田「はい」
裁判官「原告の主張を聞きます」
原告「損害賠償300万円を請求します」
裁判官「被告の反論は?」
吉田「えーと」
裁判官「どうぞ」
吉田「300万円は高すぎると思います」
裁判官「根拠は?」
吉田「えーと」
裁判官「準備書面を提出してください」
吉田「準備書面?」
裁判官「詳しい反論を書いた書面です」
吉田「そうですか」
裁判官「次回までに提出してください」
吉田「はい」
裁判官「次回は来月です」
吉田「はい」
裁判が終わりました。
吉田「疲れた」
奥さん「お疲れ様」
吉田「また、書類を作らなきゃ」
奥さん「そうね」
吉田「大変だ」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
でも、準備書面を書くのは、さらに大変でした。
吉田「わからない」
奥さん「そうね」
吉田「やっぱり、弁護士に頼もう」
奥さん「そうしましょう」
吉田「お金はかかるけど」
奥さん「仕方ないわ」
吉田「行ってみよう」
奥さん「がんばって」
吉田「はい」
弁護士事務所に行きました。
吉田「やっぱり、お願いします」
弁護士「そうですか」
吉田「自分では無理でした」
弁護士「そうですね」
吉田「お金はかかりますが」
弁護士「がんばります」
吉田「お願いします」
弁護士「任せてください」
吉田「ありがとうございます」
弁護士「でも、吉田さん」
吉田「はい」
弁護士「一つ聞きたいことがあります」
吉田「何ですか?」
弁護士「なんで最初から依頼しなかったんですか?」
吉田「お金がもったいないと思って」
弁護士「でも、時間と労力を考えると、最初から依頼した方が安いですよ」


