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【AI落語】102回目のプロポーズ 第1話 お見合い100と1

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102回目のプロポーズ 第1話 お見合い100と1
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【AI落語】102回目のプロポーズ 第1話「お見合い100と1」(新作落語)

さてさて、あの伝説のドラマ「101回目のプロポーズ」から34年。
続編の制作が決まったということで、先走って想像で新作落語にしちゃいました。笑いをたっぷり詰め込んでみます。
まあ、現実より面白くなったら謝りますけど、そんな心配は全くいらんでしょう。

きっかけは100回

昭和から平成、令和へと時代は移り変わり、あの星野鉄やんもすっかり年を重ねました。
娘の狩子は30歳のチェリスト。
父親譲りの不器用さなのか、独身を貫いております。

春の陽射しが柔らかく差し込む午後、梅田の高層ビルの一室で、空野せいやんという男が現れまして。
33歳、職業は「フリーターからの起業家志望」という、まあ、なんとも現代的な肩書きでございます。

親子の縁

星野家のリビング。
昭和の香りが残る茶色い柱時計がカチコチと時を刻む中、壁には「僕は死にません」と書かれた色紙が額に入って飾られている。
娘の狩子がチェロの練習をしていると、父の鉄やんが入ってきた。

鉄やん「狩子、ちょっとええか」

狩子「なんや、お父ちゃん」

鉄やん「実はな、お前も30になったし、そろそろ結婚考えてもええんちゃうか」

狩子「はあ?急にどないしたん」

鉄やん「いや、実はな、会社の後輩に空野せいやんっちゅう男がおってな」

狩子「空野せいやん?けったいな名前やな

鉄やん「まあ、聞けや。この男がな、お前の演奏会見て一目惚れしたらしいねん」

狩子「へー、ほんで?」

鉄やん「それで、お見合いしたい言うてきてん」

狩子「お見合い!?今どきお見合いなんて

鉄やんは立ち上がると、壁の色紙を見つめた。
夕日が色紙に反射して、金色に輝いている

鉄やん「狩子、お父ちゃんはな、100回お見合いして、101回目のプロポーズでお母ちゃんと結婚したんや」

狩子「知ってるわ、その話、もう1000回は聞いたわ

鉄やん「せやけどな、お前はまだ一度もお見合いしたことないやろ」

狩子「そら時代が違うやん」

鉄やん「時代は変わっても、人の心は変わらへん。とりあえず会うてみぃ」

お見合い当日

大阪駅前の高級ホテルのラウンジ
シャンデリアの光が大理石の床に反射し、ピアノの生演奏が優雅に流れている
せいやんが緊張した面持ちで座っている。
スーツは借り物らしく、サイズが微妙に合っていない。

せいやん「(独り言)よし、今日こそ決めたる。星野狩子さん、俺の太陽になってください…いや、逆か。俺がせいやんやから、狩子さんが…ややこしいな

そこへ狩子が現れた。
紺色のワンピースが上品に揺れている

狩子「お待たせしました」

せいやん「あ、いえ、こちらこそ!」

せいやんは立ち上がろうとして、テーブルを蹴飛ばし、コーヒーをこぼしてしまう。
茶色い液体がテーブルクロスに広がっていく

せいやん「す、すんません!」

狩子「大丈夫ですよ。うちの父ちゃんもよくやりますわ

せいやん「え?」

狩子「うちの父ちゃん、99回のお見合いで98回はコーヒーこぼしたそうですわ」

せいやん「そ、そうなんですか」

せいやんは必死に拭きながら、話を続ける。

せいやん「実は僕、狩子さんの演奏聴いて、雷に打たれたような衝撃受けましてん」

狩子「雷?」

せいやん「はい!まさに電撃的な出会いでした!

狩子「それで、お見合いを?」

せいやん「はい!実は僕も、お見合いは初めてなんです」

狩子「え?初めて?」

せいやん「はい、記念すべき第1回目です!

狩子「1回目…」

狩子は少し微笑んだ。

狩子「父ちゃんは100回目でようやくうまいこといったそうですよ」

せいやん「ほな僕は、101回目を目指します!」

狩子「え?」

せいやん「いや、ちゃう!1回目で決めます!

意外な告白

せいやんは深呼吸をして、真剣な表情になった。
窓の外では夕暮れ時の大阪の街並みがオレンジ色に染まっている

せいやん「狩子さん、実は僕、起業考えてましてん」

狩子「どんな事業を?」

せいやん「婚活アプリです!」

狩子「婚活アプリ?」

せいやん「はい!名付けて『お見合い100』!」

狩子「…なんですかそれ」

せいやん「100回お見合いできる定額サービスです!」

狩子「100回も!?

せいやん「はい!現代人は忙しいから、効率的に100回お見合いできるシステム作ろう思て」

狩子「それって、父ちゃんの真逆やないですか」

せいやん「いえ!お父様の精神受け継いでます!」

狩子「どこが?」

せいやん「諦めへん心です!100回失敗しても101回目がある!

狩子は呆れたような、でも少し興味深そうな表情を見せた。

狩子「でも、あんた自身はまだ1回目なんですよね?」

せいやん「はい!せやから説得力ないんです!」

狩子「ほな、まず99回失敗してから出直してきたら?」

せいやん「え!?」

狩子「冗談ですわ

二人は顔を見合わせて笑った。
しかし、せいやんは急に真顔になった。

せいやん「狩子さん、実は僕、このお見合いで決めたいんです」

狩子「なんで?」

せいやん「だって、100回もお見合いしたら、アプリ作る暇ないやないですか!」

狩子「それが理由かい!

まとめ

いやぁ、102回目のプロポーズの幕開けです!
せいやんのズレっぷりが最高ですね。

お見合いアプリ作るために、自分は1回で決めたいって、本末転倒もええとこやないですか。
でも、こういう不器用な男が意外と憎めないんですよね。

次回はどんな珍騒動が起きるのか、楽しみにしててください。
きっと、プロポーズどころか、もっととんでもないことになりそうな予感…。

オチのキレは良かったけど、もうちょっと盛り上げてもよかったかな。
でも初回としては上々の滑り出しやと思います!

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