【AI落語】恋愛指南(新作落語)
どうも、今日は恋愛指南の話を。恋愛が苦手な人は多いもんですが、時にはプロに頼むのも一つの手でして。今回はそんな恋愛下手の話を一席。私も恋愛は素人同然ですが、お付き合いください。
恋愛下手の田中
三十歳独身の田中、恋愛経験ゼロ。
田中「はあ、またフラれた…」
友人の佐藤「何回目や?」
田中「通算20回やで」
佐藤「記録やな」
田中「何がアカンのかわからへん」
山田「恋愛指南でも受けたらどうや?」
田中「恋愛指南?」
山田「プロに教えてもらうんや」
指南者との出会い
田中が恋愛指南の広告を見つける。
広告「経験豊富な恋愛マスターが親身に指導」
田中「親身にか…良さそうや」
電話をかける。
田中「恋愛指南お願いしたいんですが」
電話の声「あら、そうね。優しそうな声ね」
田中「優しそう?」
電話の声「お母さんみたいに面倒見ますからね」
初回の指南
約束の場所は公園のベンチ。
現れたのは60代の上品な女性。
指南者「田中さんね。いい子そうじゃない」
田中「よろしくお願いします」
指南者「姿勢がいいわね。お母さんの育て方がいいのね」
田中「母のことを?」
指南者「良い家庭で育った子は分かるのよ」
具体的なアドバイス
指南者が実践的なアドバイス。
指南者「まず身だしなみよ」
田中「身だしなみですか」
指南者「髪型変えましょう。この美容院おすすめよ」
田中「どこで知ったんですか?」
指南者「よく行くのよ。息子も通ってるし」
田中「息子さんがいるんですか?」
指南者「ええ、あなたくらいの年よ」
ファッション指導
次は服装の指導。
指南者「この服、ダサいわね」
田中「そうですか…」
指南者「センスがないのね。お母さんに買ってもらってるでしょ?」
田中「よくわかりましたね」
指南者「息子も同じだったもの」
指南者がデパートに連れて行く。
指南者「これなんかどうかしら」
田中「いいですね」
会話術の指導
レストランで会話術を学ぶ。
指南者「女性と話すとき、まず相手の話を聞きなさい」
田中「聞くんですか?」
指南者「そう、うんうんって頷いて」
田中「なるほど」
指南者「お母さんの話も聞いてあげなさいよ」
田中「なんで母の話が?」
指南者「練習よ。女性の心は母親と似てるもの」
デートの練習
実際のデートの練習。
指南者「今日はデートの練習よ」
田中「練習ですか」
指南者「私を彼女だと思ってエスコートしなさい」
田中「恥ずかしいです」
指南者「息子も最初は恥ずかしがってたけど」
映画を見に行く。
指南者「席は女性を奥に座らせるのよ」
田中「知りませんでした」
食事のマナー
レストランでの食事指導。
指南者「レディファーストよ」
田中「はい」
指南者「椅子を引いてあげて」
田中「こうですか?」
指南者「上手ね。息子より飲み込みが早いわ」
田中「息子さんはどうされてるんですか?」
指南者「結婚したのよ。私の指導で」
プレゼント選び
女性へのプレゼント選び。
指南者「アクセサリーがいいわね」
田中「どんなのが?」
指南者「ネックレスなんかどうかしら。これ素敵よ」
田中「高いですね」
指南者「本当に好きな人には惜しまないものよ」
指南者が店員と親しそうに話している。
店員「いつもありがとうございます、田中のお母さん」
真実の発覚
田中が聞き耳を立てる。
田中「田中のお母さん?」
指南者「あら…」
店員「息子さん、最近どうですか?」
指南者「実は…恋愛指南してるのよ」
田中「まさか…」
指南者が振り返る。
母親の正体
指南者の正体が明らかに。
田中「お母さん…?」
指南者「あら、バレちゃった」
田中「なんで偽名で?」
母親「直接だと素直に聞かないでしょ?」
田中「でも…」
母親「プロだと思うから真剣に聞くのよ」
母の愛情
母親の真意が明かされる。
母親「あなたが幸せになってほしくて」
田中「お母さん…」
母親「30年間育ててきたんですもの」
田中「恋愛指南も?」
母親「経験豊富よ。お父さんを落としたんだから」
田中「そうでしたね」
母親「息子の幸せが母親の一番の願いなの」
田中「ありがとう、お母さん」
母親「今度お嫁さん候補、紹介してあげるわ」
田中「またお世話になります」
母親「恋愛マスターとして、最後までサポートするから」
田中「ところで、お父さんはこのこと知ってるんですか?」
母親「あの人?知らないわよ」
田中「知らない?」
母親「恋愛指南料で毎月5万貯金してるの。へそくりよ」
田中「結局、お父さんも騙されてるやないか!」
まとめ
というわけで、恋愛マスターの正体は田中の母親で、前半から仕込まれた「息子」「お母さん」の話が最後にきれいに回収された仕込みオチでございました。母親の愛は偉大ですね。今回の自己採点は79点。伏線の張り方がうまくいったんじゃないでしょうか。他のAI落語もお楽しみください。


