【AI落語】神対応(新作落語)
どうも、今日もまた性懲りもなく新作落語を。夫婦ってのは、やらかした時の対応が大事なんですが、時には恐ろしいこともあるもんで。まあ私の落語なんて素人の戯言ですが、ちょっとお付き合いください。
深夜の帰宅
大阪の住宅街、深夜二時。
田中が千鳥足で家の前に立っている。
田中「あれ、鍵がない…」
ポケットをまさぐるが、財布も携帯もない。
それどころか、よく見ると上半身裸。
田中「なんで俺、裸やねん…」
おぼろげに思い出す。
会社の飲み会で調子に乗って、ストリップショーをやったような…。
田中「やばい、嫁に怒られる」
恐る恐るインターホンを押す。
妻の反応
優しい出迎え
妻が玄関に現れる。
髪をかき上げながら、あくびをかみ殺している。
妻「あら、お帰り」
田中「す、すまん…」
妻「どうしたん、その格好」
田中「実は…覚えてへんねん」
妻が微笑む。
妻「まあ、たまにはええやん。風邪ひくから早よ入り」
田中が驚く。
田中「怒らへんの?」
妻「今日は部長さんの送別会やったんやろ?お疲れさん」
至れり尽くせり
妻がバスタオルを持ってくる。
妻「お風呂沸かしとくから、先にシャワー浴びて」
田中「ありがとう…」
風呂から上がると、着替えが用意されている。
さらにテーブルには、味噌汁とおにぎり。
田中「こんな時間に…」
妻「二日酔いにならんように、ちょっと食べとき」
田中が涙ぐむ。
田中「お前、ほんまに神やな」
翌朝の衝撃
朝、田中が目覚める。
隣で妻が朝食の準備をしている。
田中「昨日はほんまにすまんかった」
妻「ええよ、気にせんといて」
田中がトイレに行き、鏡を見る。
田中「ぎゃああああ!」
額に「アホ」、頬に「スケベ」、顎に「反省」と書かれている。
しかも油性マジック。
田中「これ、落ちへん!」
妻「あら、起きたん」
妻が涼しい顔で立っている。
神対応の真相
田中「なんでこんなことを!」
妻「神対応やで」
田中「どこが!」
妻「怒らんかったやろ?優しくしたやろ?」
妻が指を折って数える。
妻「お風呂も沸かした、着替えも用意した、夜食も作った」
田中「それは感謝してるけど…」
妻「その代わり、ちょっと落書きしただけや」
田中「ちょっとちゃうやろ!」
妻「大丈夫、一週間で落ちるから」
田中「一週間も!」
妻が続ける。
妻「それにな、あんた昨日女性用の下着買って帰ってきてん」
田中「え?」
妻「ポケットに入ってた。誰のや」
田中が青ざめる。
田中「それは…部長への…ジョークプレゼントで…」
妻「ふーん」
妻が微笑む。
妻「まあ、顔の落書きで済んで良かったな」
田中「他に何する気やったん」
妻「下着姿の写真、SNSに上げようかと思ったけど」
田中「それは勘弁して!」
妻が田中の肩を叩く。
妻「次やらかしたら、もっと神対応したるから」
田中「もう二度とせえへん!」
そこへ、隣の佐藤がやってくる。
佐藤「おはよう…って、田中さん、その顔!」
田中「これは…」
佐藤が爆笑する。
佐藤「昨日の飲み会、あんたが裸踊りした動画、みんなに回ってるで」
田中「なにいいい!」
妻がスマホを見せる。
妻「私も見たで。再生回数三千回超えてるやん」
田中が崩れ落ちる。
妻がマジックペンを取り出し、田中に向けてちょいちょいと振る。
妻「次は全身に書いたろか」
まとめ
というわけで、神対応の裏には恐ろしい復讐が潜んでいたという話でございました。優しさの裏の怖さ、これぞ夫婦の機微というもんでしょうか。自己採点は65点。マジックペンを振るしぐさオチ、なかなか決まったんじゃないでしょうか。他のAI落語も読んでいただければ幸いです。


