【AI落語】勝負下着(新作落語)
どうも、今日も性懲りもなく新作落語を一席。熟年夫婦の秘密って、案外可愛らしいもんでございまして。今回はそんな微笑ましい、でもちょっとドキドキする話を。まあ、私の落語なんて所詮は素人の戯言ですけども、お付き合いください。
金曜日の秘密
大阪の下町、結婚三十五年になる中村さん夫婦。旦那は定年退職して、毎日が日曜日。
ある木曜日の夜、旦那が洗濯物を片付けていると、妻の箪笥から見慣れない下着が。
旦那「なんやこれ、レースやないか」
旦那が下着を手に取り、まじまじと見つめる。真っ赤なレースの、なんとも派手な代物。
旦那「こんなん、いつ買うたんや」
翌朝、旦那は妻の様子を伺う。
妻は鼻歌交じりで朝食の準備。いつもより化粧が濃い。
旦那「今日、どっか行くんか?」
妻「ああ、ちょっと出かけるわ」
旦那「どこ行くん?」
妻「友達と会うだけや」
妻が髪をかき上げながら、そわそわしている。
疑惑の追跡
尾行開始
昼過ぎ、妻が出かける準備を始める。
旦那はこっそり寝室を覗くと、妻が例の赤い下着を身に着けている。
旦那「やっぱり!」
旦那は帽子とサングラスで変装し、妻の後をつける。
妻は商店街を抜け、駅前のビルに入っていく。
旦那「カルチャーセンター?」
看板を見上げる旦那。妻は三階へ上がっていく。
旦那も階段を上がり、ドアの隙間から中を覗く。
衝撃の光景
中では音楽が流れ、男女がペアになって踊っている。
妻は見知らぬ男性と手を組んで、社交ダンスを踊っていた。
旦那「なんやて!」
男性は六十代くらい、白髪の紳士。
妻の顔は生き生きとして、まるで二十歳若返ったみたい。
旦那は拳を握りしめる。
旦那「勝負下着履いて、男と踊るやて」
対決の時
夕方、妻が帰宅。
旦那「お帰り」
妻「ただいま。今日の晩御飯、何がええ?」
旦那「なあ、今日どこ行ってたん?」
妻「友達と会うてたって言うたやん」
旦那が立ち上がる。
旦那「嘘つくな!カルチャーセンターで男と踊ってたやろ!」
妻が驚いて振り返る。
妻「あんた、つけてきたん?」
旦那「そら心配にもなるわ。赤い下着まで履いて」
妻が顔を赤らめる。
妻「見たん?」
旦那「見たわ!あんな派手なん履いて、誰に見せるつもりや」
真相告白
妻がため息をつき、座る。
妻「実はな、半年前から社交ダンス習うてるねん」
旦那「なんで黙ってたんや」
妻「あんたに言うたら、反対するやろ」
旦那「そらそうや、男と組んで踊るなんて」
妻が微笑む。
妻「でもな、あんた定年になってから元気なくて」
旦那「俺が?」
妻「そやから、何か趣味持とう思て。ダンスやったら二人でもできるし」
旦那「二人で?」
妻「今日の先生、めっちゃ褒めてくれてん。旦那さんと踊ったら素敵やろうねって」
旦那「俺と…」
妻が立ち上がり、旦那の手を取る。
妻「来週の金曜日、発表会やねん。一緒に来てくれへん?」
旦那「発表会?」
妻「そや、だから勝負下着履いてたんや。気合入れな、足震えてまうから」
旦那が妻を見つめる。
旦那「そやったんか…」
妻「あんたも一緒に習わへん?夫婦で踊るの、憧れやってん」
旦那がズボンの裾を少し上げる。
旦那「実は俺も…」
妻「なに?」
旦那「俺、あんたが浮気してると思って勝負下着履いてきたのに、相手はダンスの先生やったんか」
まとめ
さて、旦那も勝負下着を履いていたという、なんとも微笑ましいオチでございました。熟年になっても、お互いを意識し合うって素敵ですね。私の採点?そうですね、今回は65点くらいでしょうか。勝負下着ほどの気合いは入ってませんが、まあまあの出来かと。他のAI落語もございますので、お時間ある時にでもご覧ください。それでは、また次回。


