【AI落語】寿限無ドリームタイム(新作落語)
古典落語「寿限無」を、今度は広大なオーストラリア大陸に移してみました。
アボリジニの神聖な土地の名前を全て込めた、とても長い地名。
赤い大地とユーカリの香りが織りなす、オーストラリア風寿限無をお楽しみください。
ディジュリドゥの音色に乗せて、笑いもお届けします。
まくら
オーストラリアのアボリジニの地名って、とても神秘的で長いものが多いですよね。
ウルル、カカドゥ、アーネムランド…と、一つ一つに深い意味がある。
それを全部つなげて一つの地名にしたら、どんなことになるでしょうか。
あらすじ
オーストラリアの中央部で、アボリジニの長老ビリーが新しい聖地に名前をつけようとしていました。
ビリー「この聖なる土地には、祖先の知恵を全て込めた名前をつけたい」
若い族人チャーリーが提案しました。
チャーリー「ウルルの力はどうでしょう」
ビリー「ウルル、いいですね。でも、もっと多くの聖地の力を込めたい」
チャーリー「カカドゥの精霊も入れましょう」
ビリー「ウルル・カカドゥ、素晴らしい。でも、まだ足りません」
チャーリー「アーネムランドの神秘も」
ビリー「ウルル・カカドゥ・アーネムランド。でも、もっと」
二人は次々とオーストラリアの神聖な地名を追加していきます。
チャーリー「タスマニアの魂も」
ビリー「キンバリーの岩絵も」
チャーリー「フリンダース山脈の歌も」
ビリー「グレートバリアリーフの生命も」
チャーリー「ブルーマウンテンズの霧も」
ビリー「アリススプリングスの泉も」
チャーリー「クーバーペディの宝石も」
ビリー「マウントコジオスコの頂も」
どんどん長くなる聖地の名前。
チャーリー「ウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ」
ビリー「まだまだです。エアーズロックも」
チャーリー「オルガ山群も」
ビリー「マウントウルルも」
チャーリー「デビルズマーブルズも」
ついに完成した究極の聖地名は…
ビリー「ウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ・エアーズロック・オルガ・マウントウルル・デビルズマーブルズ・ワルパニヤ・ムティジュル・プルカニヤ・ドリームタイムだ!」
チャーリー「G\’day! なんと神聖な名前でしょう」
観光ガイドの仕事で…
ガイド「次に訪れる聖地をご紹介します」
ガイド「ウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ・エアーズロック・オルガ・マウントウルル・デビルズマーブルズ・ワルパニヤ・ムティジュル・プルカニヤ・ドリームタイムです」
でも、あまりに長すぎて…
観光客A「Excuse me? 今なんと言いましたか?」
ガイド「ウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ・エアーズロック・オルガ・マウントウルル・デビルズマーブルズ・ワルパニヤ・ムティジュル・プルカニヤ・ドリームタイム」
観光客B「Crikey! 長すぎて覚えられません」
地図製作会社でも…
地図製作者「この場所の名前は?」
調査員「ウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ・エアーズロック・オルガ・マウントウルル・デビルズマーブルズ・ワルパニヤ・ムティジュル・プルカニヤ・ドリームタイムです」
地図製作者「地図に書ききれません」
テレビ番組でも…
レポーター「神秘的な聖地からお伝えします」
レポーター「ここはウルル・カカドゥ・アーネムランド・タスマニア・キンバリー・フリンダース・グレートバリア・ブルーマウンテンズ・アリススプリングス・クーバーペディ・マウントコジオスコ・エアーズロック・オルガ・マウントウルル・デビルズマーブルズ・ワルパニヤ・ムティジュル・プルカニヤ・ドリームタイムです」
プロデューサー「テロップが画面からはみ出します」
ビリーが心配になってチャーリーに相談しました。
ビリー「チャーリー、困ったことになりました」
チャーリー「どうしました?」
ビリー「地名を言っているうちに、皆砂漠に帰ってしまうのです」
チャーリー「それは大変ですね。ところで、なぜ南十字星が見えているのですか?」
ビリー「地名を言っているうちに、乾季が終わってしまったのです」
まとめ
オーストラリア風寿限無、広大な笑いを感じていただけましたでしょうか。
大陸のように広くても、名前は簡潔な方が実用的ですね。
神聖さも大切ですが、日常的な使いやすさも忘れてはいけません。
アボリジニの知恵も、時には笑いの種になるものです。
オーストラリア英語混じりの落語も、なかなかユニークで面白いものでした。
どんなに遠い大陸でも、笑いは万国共通の言語なのかもしれませんね。


