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【AI落語】核融合エネルギーラーメン(新作落語)

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【AI落語】核融合エネルギーラーメン(新作落語)
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【AI落語】核融合エネルギーラーメン(新作落語)

核融合技術がついに実用化されて、太陽と同じエネルギーを地上で作れるようになったそうです。

これをラーメン店に応用したら…人類究極の技術で作るラーメンって、どんな味になるんでしょうか。

まくら

昔のラーメン屋はガスコンロでスープを温めてましたが、今度は核融合炉で麺を茹でるっていうんですから、エネルギーの無駄遣いも極まったもんです。

本編

老舗ラーメン店「田中ラーメン」の店主、田中親父(60歳)。

息子で核融合研究者の田中ジュニア(35歳)から、壮大な提案を受けました。

ジュニア「父さん、核融合エネルギーでラーメンを作りませんか?」

親父「核融合?原子力発電所みたいなやつか?」

ジュニア「もっとすごいです。太陽のエネルギーです」

親父「太陽?大袈裟すぎないか?」

ジュニア「でも究極のエネルギー効率ですよ」

親父「ラーメン一杯のために太陽のエネルギーって…」

ジュニア「話題性は抜群です」

核融合ラーメン店開業

「核融合田中ラーメン」として改装オープン。

厨房には小型核融合炉が設置されている。

ジュニア「1億度の高温でスープを温めます」

親父「1億度?何でも蒸発するぞ」

ジュニア「制御技術があります」

看板には「太陽の力で茹でる麺」

初日から物珍しさで大行列。

客A「核融合って危険じゃないの?」

ジュニア「安全設計です。万が一の時は自動停止します」

客B「万が一って何?」

ジュニア「…説明すると長くなります」

初回営業

最初のお客さんに核融合ラーメンを提供。

ジュニア「核融合反応開始!」

ゴゴゴゴゴという重低音と共に、厨房が青白い光に包まれる。

客「すごい迫力!」

親父「普通のガスコンロの方が簡単だった気がする」

3分後、麺が茹で上がる。

ジュニア「太陽エネルギー麺の完成です」

客が食べてみると、

客「普通のラーメンの味ですね」

親父「そりゃそうだ。エネルギー源が違うだけだからな」

客「でもロマンがありますね」

ジュニア「1億度の情熱が込められています」

エネルギー過剰問題

核融合炉の出力調整に苦労する親子。

親父「火力が強すぎるんじゃないか?」

ジュニア「最低出力でも100万キロワットです」

親父「100万?都市一つ分のエネルギーじゃないか」

ジュニア「ラーメン一杯に使うのは0.001%だけです」

親父「残りの99.999%はどこへ?」

ジュニア「無駄に放出されてます」

親父「もったいない

結果、店の周りが常に暖かい

近所の人「田中ラーメンの周りだけ常夏ですね」

冬でも半袖で過ごせる地域になってしまった。

副産物ビジネス

余剰エネルギーを活用した副業を開始。

ジュニア「発電事業も始めましょう」

親父「ラーメン屋が電力会社?」

「田中電力」として近所に電力供給。

電力会社「民間核融合発電?許可が必要です」

親父「ラーメン屋に発電許可って…」

でも、格安電力で近所の人は大喜び。

近所の人「電気代タダ同然!」

近所の人「田中ラーメン様々ですね」

親父「ラーメン屋が電力の神様扱いだ」

核融合暴走事件

ある日、制御システムが故障。

システム『核融合暴走警報!制御不能!』

ジュニア「緊急停止!」

でも、反応が止まらない

親父「どうなるんだ?」

ジュニア「最悪の場合、小さな太陽になります」

親父「太陽?店が太陽になる?」

厨房がどんどん明るくなって、

客「昼間みたいになってきた」

街全体が真昼の明るさに。

テレビ局「夜なのに昼という奇怪な現象が」

親父「全国ニュースになってる」

消防署出動

消防署自衛隊が出動。

消防隊員「核融合火災?初めてのケースです」

親父「水かけても大丈夫か?」

消防隊員「1億度に水をかけても…」

ジューッ

一瞬で水蒸気になってしまう。

自衛隊員「核融合鎮火の方法がわかりません」

ジュニア「時間が経てば自然に収まります」

消防隊員「どのくらい?」

ジュニア「数日かもしれません」

親父「数日間太陽?」

意外な解決

その時、常連客のおじいちゃんが一言。

おじいちゃん「ラーメンのスープをかけてみたら?」

親父「スープ?」

おじいちゃん「愛情のこもったスープなら、怒った機械も落ち着くかもしれん」

半信半疑で特製スープを核融合炉にかけてみると、

シューッ

なぜか反応が穏やかになった

ジュニア「科学的には説明できませんが…」

親父「愛情の力か?」

おじいちゃん「機械も腹が減ってたんじゃろ」

新名物誕生

「核融合暴走ラーメン」が新メニューに。

親父「暴走状態で作ったスープです」

客「暴走って危険じゃないの?」

親父「制御された暴走です」

客「制御された暴走?矛盾してませんか?」

でも、食べてみると今までにない深い味

客「宇宙の味がします」

客「星の力を感じる」

ジュニア「核融合の副産物で、新しい旨味成分が生成されたようです」

親父「事故が新メニューを生んだ」

宇宙からの注文

数ヶ月後、国際宇宙ステーションから連絡が。

宇宙飛行士「地球で一番明るいラーメン店として有名になってます」

親父「宇宙から見えるのか?」

宇宙飛行士「夜の地球で一番光ってます」

宇宙飛行士「宇宙食に飽きたので、核融合ラーメンを宇宙まで配達してもらえませんか?」

親父「宇宙配達?出前の範囲外だな」

でも、宇宙開発事業団が協力して、世界初の宇宙ラーメン配達が実現。

宇宙飛行士「無重力ラーメン、美味しいです」

親父「地球外配達まで手がけるとは思わなかった」

オチ

1年後、田中核融合ラーメン世界的観光地に。

観光客「太陽の力で作るラーメン、一度は食べてみたい」

でも、親父は複雑な気持ち

親父「本当は普通のラーメン屋をやりたかったんだがな」

ジュニア「でも世界中の人が来てくれますよ」

親父「確かにな。でも電気代がかからないのは助かる」

ジュニア「自家発電ですからね」

そんな時、別の星からお客さんが。

火星人「地球の核融合技術を見学に来ました」

親父「また宇宙人?」

火星人「火星では核融合ラーメン大ブームです」

親父「火星でも?」

火星人「でも火星の核融合は赤い炎なので、赤いラーメンになります」

ジュニア「惑星によって違うんですね」

火星人「フランチャイズ展開しませんか?『宇宙核融合ラーメンチェーン』として」

親父「宇宙フランチャイズ?規模が大きすぎる

でも、結局宇宙進出を決意する親子。

親父「銀河系一のラーメン屋を目指すか」

ジュニア「夢が大きすぎる気もしますが…」

火星人「宇宙の胃袋を掴みましょう」

でも最後に、常連のおじいちゃんが一言。

おじいちゃん「結局、一番大事なのはじゃからな」

親父「そうですね。核融合宇宙展開も、美味しくなければ意味がない」

火星人「宇宙普遍の真理ですね」

ジュニア「科学より大切なものがある」

おじいちゃん「愛情じゃよ」

まとめ

というわけで、どんなに壮大な技術を使っても、料理の基本は愛情という話でした。

核融合エネルギーでラーメンを作るなんて究極の贅沢ですが、結局は心のこもった料理が一番ということですね。

ただし、宇宙フランチャイズは、経営が大変そうですが。

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