同居カップル困る
同棲って、一緒に住んで初めてわかることがたくさんありますからね。
今回は同棲を始めたカップルが直面する現実の話でございます。
まくら
皆さん、同棲の経験はありますか?
付き合っている時は見えなかった相手の本当の姿が、一緒に住むことで見えてくるものです。
でもそのギャップが、時に大きな問題になることもありまして。
今日はそんな同棲カップルの話でございます。
あらすじ
付き合って 1 年の直樹 27 歳とまりな 25 歳が、ついに同棲を始めました。
まりな「やっと二人だけの生活ね」
直樹「うん、楽しみだ」
まりな「毎日一緒にいられる」
直樹「君の手料理も毎日食べられる」
まりな「頑張って作るわね」
直樹「僕も家事を手伝うよ」
まりな「素敵な同棲生活になりそう」
直樹「きっとうまくいく」
第 1 週目の現実
同棲開始から 1 週間…
まりな「直樹、靴下脱ぎっぱなし」
直樹「あ、ごめん」
まりな「昨日も言ったのに」
直樹「忘れちゃった」
まりな「(実家にいる時と同じ感覚なのかしら…)」
直樹「まりな、化粧品がすごい量だね」
まりな「女の子だもの」
直樹「洗面台が占領されてる」
まりな「朝の準備に時間がかかるの」
直樹「(思ってたより女性の朝は大変なんだ…)」
食事の問題
まりな「今日は何が食べたい?」
直樹「なんでもいいよ」
まりな「なんでもじゃわからない」
直樹「じゃあ、肉料理」
まりな「毎日肉料理は体に悪いわよ」
直樹「でも、男は肉が好きなんだ」
まりな「野菜も食べなさい」
直樹「野菜ばっかりじゃお腹すく」
まりな「(食の好みが合わない…)」
直樹「(まりなの手料理、思ってたより薄味だな…)」
生活習慣の違い
夜の過ごし方も違います。
まりな「テレビ見ましょう」
直樹「僕はゲームがしたい」
まりな「毎晩ゲーム?」
直樹「趣味だから」
まりな「私と話す時間は?」
直樹「ゲームしながら話せばいいじゃん」
まりな「そういうことじゃない」
直樹「じゃあ、どうすればいいんだ?」
まりな「二人の時間を大切にしてほしい」
直樹「(二人の時間って、何をすればいいんだ?)」
睡眠時間の違い
寝る時間も合いません。
直樹「もう寝よう」
まりな「まだ 11 時よ」
直樹「早寝早起きが健康にいい」
まりな「私は夜型なの」
直樹「でも、一緒のベッドなんだから」
まりな「じゃあ、先に寝てて」
直樹「一人で寝るの?」
まりな「ドラマ見てから寝る」
直樹「ドラマ見ながらだと眠れない」
まりな「イヤホンするから」
直樹「(こんなはずじゃなかった…)」
友達関係の問題
まりなの友達が遊びに来ることになりました。
まりな「今度、友達が遊びに来る」
直樹「家に?」
まりな「女子会をするの」
直樹「僕はどうすればいい?」
まりな「外に出てもらえる?」
直樹「外に?」
まりな「女の子だけの話があるから」
直樹「自分の家なのに?」
まりな「私の家でもあるでしょ?」
直樹「(確かにそうだけど…)」
まりな「理解して」
直樹「わかったよ」
お金の問題
生活費の分担でも揉めました。
直樹「家賃と光熱費は折半だね」
まりな「食費はどうする?」
直樹「それも半分ずつ」
まりな「でも、直樹の方がたくさん食べるよね」
直樹「そうかもしれないけど」
まりな「日用品も私の方が多く使う」
直樹「化粧品とか?」
まりな「シャンプーとかボディソープとか」
直樹「じゃあ、どうしよう?」
まりな「もっと細かく分けましょう」
直樹「(面倒くさいな…)」
喧嘩の始まり
ついに二人は喧嘩してしまいました。
まりな「同棲って、こんなはずじゃなかった」
直樹「僕もそう思う」
まりな「付き合ってる時は優しかったのに」
直樹「君だって、こんなにうるさいと思わなかった」
まりな「うるさい?」
直樹「いろいろ細かくて」
まりな「細かいのは当然でしょ?一緒に住んでるんだから」
直樹「でも、窮屈だ」
まりな「窮屈って言われても」
直樹「実家にいた方が楽だった」
まりな「じゃあ、帰れば?」
仲直りのきっかけ
喧嘩の翌日、二人は気まずい雰囲気でした。
まりな「(昨日はきつく言いすぎたかな…)」
直樹「(俺も悪かった…)」
夜、直樹が帰ってくると…
まりな「お疲れ様」
直樹「ただいま」
まりな「ご飯作ったんだけど…」
直樹「ありがとう」
まりな「昨日は、ごめん」
直樹「僕こそ、ごめん」
まりな「同棲って、難しいね」
直樹「思ってたより大変だ」
話し合い
二人は真剣に話し合いました。
まりな「お互い、理想と現実は違ったね」
直樹「でも、君のことは好きだ」
まりな「私も、直樹のことは好きよ」
直樹「じゃあ、どうしよう?」
まりな「お互いに歩み寄りましょう」
直樹「僕も気をつける」
まりな「私も完璧を求めすぎた」
直樹「少しずつ慣れていけばいい」
まりな「そうね」
直樹「君と一緒にいると、安心する」
まりな「私も」
大オチ
3 ヶ月後…
友人「同棲生活はどう?」
直樹「最初は大変だったけど、今は慣れた」
友人「良かったじゃない」
まりな「でも、まだ問題があるの」
友人「どんな?」
まりな「直樹のいびきがうるさくて」
直樹「いびき?僕がかくの?」
まりな「毎晩すごいのよ」
直樹「知らなかった」
まりな「それから、歯ぎしりも」
直樹「歯ぎしりまで?」
まりな「でも」
直樹「でも?」
まりな「それも含めて好きになった」
直樹「本当?」
まりな「いびきを聞いてると、安心して眠れるの」
直樹「なんか複雑だな」
まりな「歯ぎしりは治してもらうけど」
直樹「それは治します」
友人「完全に夫婦だね」
まりな・直樹「まだ結婚してないよ!」
友人「でも、そろそろじゃない?」
まりな「それは…」
直樹「それは…」
友人「照れなくていいって」
まりな「実は、来月入籍予定です」
直樹「同棲して、結婚したくなった」
友人「同棲の成果だね」
まりな「一緒に住んでみて、この人となら大丈夫って思えた」
直樹「喧嘩もしたけど、仲直りできるし」
まりな「お互いの嫌なところも含めて愛せるようになった」
直樹「同棲って、結婚の予行練習だったのかも」
友人「ところで、住民票移すの忘れてない?」
まりな「あっ!」
直樹「そういえば!」
友人「結局、去年から同棲してるのに、まだそれぞれ実家に住民票置いたまま」
まりな・直樹「ええええええぇ!?」
友人「同棲してることになってないじゃん。書類上はまだ実家暮らし。」
まとめ
ということで、同棲を始めた二人は、最初は理想と現実のギャップに戸惑いましたが、最終的には結婚を決意するまでになりました。
一緒に住むことで見えてくる相手の素顔を受け入れることができれば、本当の愛情が生まれるということでしょう。
同棲は確かに大変ですが、お互いを深く知るための大切な期間なのかもしれませんね。
二人は今も仲良く同棲生活を続けて、結婚準備に忙しくしているということです。


