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【AI落語】先輩風の客(新作落語)

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先輩風の客
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先輩風の客

飲み屋では、先輩後輩の関係が思わぬトラブルを引き起こすことがあります。

今回は、先輩風を吹かせる客と、それに反発する後輩の喧嘩を関西弁でお届けします。

年齢や経験の差というのは、お酒の席では敏感な話題になりがちですね。

先輩後輩の関係で始まる争い

飲み屋で先輩風を吹かせる客と後輩が喧嘩を始めるお話です。

あらすじ

関西の飲み屋で、二人の客が隣り合わせで飲んでいた。

客A「おい、後輩」

客B「なんですか、先輩」

客A「お前、まだまだ飲み方がなってないな」

客B「飲み方?」

客A「そうや、酒の飲み方や」

客B「どこがいけないんですか?」

客A「まず、乾杯の仕方や」

客B「乾杯?」

客A「お前、俺より先にグラスを上げたやろ」

客B「上げましたけど」

客A「それがいけないんや」

客B「いけない?」

客A「当たり前や、後輩が先輩より先に乾杯したらアカンやろ」

客B「そんなルールあるんですか?」

客A「あるに決まってるやろ」

客B「知りませんでした」

客A「知らんって、そんなもん常識やろ」

客B「常識?」

客A「そうや、常識や」

客B「でも、そんなこと教えてもらったことないですよ」

客A「教えてもらう?」

客B「はい」

客A「そんなもん、教えてもらうもんやないやろ」

客B「自然に覚えるもんですか?」

客A「そうや、自然に覚えるもんや」

客B「難しいですね」

客A「難しい?」

客B「はい」

客A「お前、何年社会人やってるんや?」

客B「3年です」

客A「3年?」

客B「はい」

客A「俺は5年や」

客B「5年ですか」

客A「そうや、お前より2年先輩や」

客B「2年先輩?」

客A「そうや」

客B「でも、2年くらいの差で、そんなに偉そうにされても」

客A「偉そう?」

客B「はい、偉そうです」

客A「偉そうやない、先輩や」

客B「先輩だから偉そうにしてもいいんですか?」

客A「当たり前や」

客B「当たり前?」

客A「そうや、先輩は後輩より偉いんや」

客B「偉い?」

客A「そうや」

客B「そんなことないでしょ」

客A「あるわ」

客B「ないですよ」

客A「あるって言うてるやろ」

客B「ないって言うてるんですよ」

二人は立ち上がった。

親父「お二人とも、どうしましたん?」

客A「親父、こいつが先輩に向かって生意気なこと言うねん」

親父「生意気?」

客B「生意気やないですよ」

親父「お二人は先輩後輩の関係ですか?」

客A「そうや、俺が先輩や」

親父「先輩?」

客A「そうや、俺の方が2年早く社会人になったんや」

親父「2年?」

客A「そうや」

親父「お客さん、おいくつですか?」

客A「25や」

親父「25歳?」

客A「そうや」

親父「じゃあ、あちらのお客さんは?」

客B「僕は30です」

親父「30歳?」

客B「はい」

親父「え?」

客A「何や?」

親父「あちらのお客さんの方が年上やないですか」

客A「年上?」

親父「はい、5歳年上ですよ」

客B「そうです」

客A「そうなんか?」

客B「はい、僕の方が年上です」

客A「年上?」

客B「はい」

客A「じゃあ、俺の方が後輩か?」

客B「そうです」

客A「そうか…」

客B「でも、社会人としては僕の方が後輩ですけど」

客A「社会人?」

客B「はい、僕は大学院を出てから就職したので」

客A「大学院?」

客B「はい」

客A「そうか、大学院か」

客B「はい」

親父「お二人とも、先輩後輩やなくて、線引きが難しいですな」

客A「線引き?」

親父「はい、年齢では先輩、社会人では後輩、どっちを基準にするかで線引きが変わりますから」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

飲み屋での客同士の喧嘩を、先輩後輩の関係を巡る争いとして関西弁で表現してみました。

オチの「先輩」と「線引き」をかけた言葉遊びです。

年齢と社会人歴の逆転という設定で、先輩後輩の関係の複雑さが面白く描けたでしょうか。

今回は71点くらいでしょうか。

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