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【AI落語】電気ガス会社(新作落語)

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電気ガス会社
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電気ガス会社

まくら

電気料金の請求って、よくわからないですよね。

使用量が前の月より高くなったりすると、心配になる。

でも、電話で問い合わせても、なかなか繋がらない。

あらすじ

電気料金が高くなった原因を調べる鈴木。

鈴木「電気料金が高い」

奥さん「そうね」

鈴木「先月の倍になってる」

奥さん「なんで?」

鈴木「わからない」

奥さん「電気会社に聞いてみたら?」

鈴木「そうしてみる」

奥さん「がんばって」

鈴木「はい」

電気会社に電話しました。

鈴木「もしもし」

自動音声「お客様番号をお知らせください」

鈴木「お客様番号?」

自動音声「料金表に記載されています」

鈴木「どこだろう」

料金表を見ました。

鈴木「小さくて読めない」

自動音声「お客様番号をお知らせください」

鈴木「えーと、123456789」

自動音声「ありがとうございます」

鈴木「やっと」

自動音声「お問い合わせの内容をお選びください」

鈴木「料金について」

自動音声「料金に関するお問い合わせは、3番を押してください」

鈴木「3番」

自動音声「少々お待ちください」

鈴木「はい」

音楽が流れました。

鈴木「待たされてる」

5分後。

自動音声「お待たせしております」

鈴木「まだ?」

自動音声「順番にお繋ぎします」

鈴木「はい」

また、音楽が流れました。

鈴木「長い」

10分後。

オペレーター「お待たせしました」

鈴木「やっと」

オペレーター「お客様番号をお知らせください」

鈴木「また?」

オペレーター「確認のためです」

鈴木「123456789」

オペレーター「ありがとうございます」

鈴木「料金が高いんです」

オペレーター「どのようにお高いのでしょうか?」

鈴木「先月の倍になってます」

オペレーター「そうですか」

鈴木「なんでですか?」

オペレーター「使用量を確認させていただきます」

鈴木「はい」

オペレーター「先月は300kwh、今月は600kwhです」

鈴木「倍になってる」

オペレーター「そうですね」

鈴木「なんで?」

オペレーター「使用量が増えたからです」

鈴木「そうじゃなくて、なんで使用量が増えたのか」

オペレーター「それは、お客様の使用状況によります」

鈴木「使用状況って?」

オペレーター「電気を多く使ったからです」

鈴木「何を多く使ったのか、わからないんです」

オペレーター「そうですか」

鈴木「調べてもらえませんか?」

オペレーター「お客様の使用状況は、お客様にしかわかりません」

鈴木「そうですか」

オペレーター「申し訳ありません」

鈴木「メーターは正常ですか?」

オペレーター「確認してみます」

鈴木「はい」

オペレーター「メーターは正常です」

鈴木「そうですか」

オペレーター「他に何かありますか?」

鈴木「エアコンを使ったからかな」

オペレーター「そうかもしれません」

鈴木「エアコンって、そんなに電気を使うんですか?」

オペレーター「はい」

鈴木「どれくらい?」

オペレーター「機種によって違います」

鈴木「うちのエアコンは?」

オペレーター「そちらはわかりません」

鈴木「そうですか」

オペレーター「取扱説明書を確認してください」

鈴木「そうします」

オペレーター「他に何かありますか?」

鈴木「ありません」

オペレーター「ありがとうございました」

鈴木「ありがとうございました」

電話を切りました。

鈴木「結局、わからなかった」

奥さん「そうなの」

鈴木「エアコンが原因かもしれないって」

奥さん「そうなの」

鈴木「取扱説明書を見てみよう」

奥さん「そうしましょう」

鈴木「どこにあったかな」

奥さん「押入れじゃない?」

鈴木「探してみる」

奥さん「がんばって」

鈴木「はい」

取扱説明書を見つけました。

鈴木「あった」

奥さん「よかった」

鈴木「消費電力を調べよう」

奥さん「そうね」

鈴木「冷房時1200W」

奥さん「そうなの」

鈴木「1時間で1.2kwhか」

奥さん「そうなの」

鈴木「1日8時間使うと、9.6kwh」

奥さん「そうなの」

鈴木「1ヶ月で288kwh」

奥さん「そうなの」

鈴木「それだけで、ほとんど今月分だ」

奥さん「そうなの」

鈴木「エアコンが原因だね」

奥さん「そうね」

鈴木「でも、暑いから使わないわけにはいかない」

奥さん「そうね」

鈴木「電気代を節約する方法はないかな」

奥さん「温度設定を高くするとか」

鈴木「そうだね」

奥さん「がんばって」

鈴木「はい」

鈴木「でも、奥さん」

奥さん「何?」

鈴木「一つ聞きたいことがあるの」

奥さん「何?」

鈴木「なんで電気会社の人は、『お客様にしかわからない』って言うの?」

奥さん「責任を取りたくないからよ」

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