宗教儀式
まくら
お寺での法要って、作法が難しいですよね。
普段お寺に行かないから、何をしていいかわからない。
でも、間違えると失礼になってしまいます。
あらすじ
親戚の法要に参加することになった松本。
松本「法要に参加しなきゃ」
奥さん「そうね」
松本「でも、作法がわからない」
奥さん「そうね」
松本「どうすればいいのかな」
奥さん「他の人の真似をしたら?」
松本「そうだね」
奥さん「がんばって」
松本「はい」
お寺に行きました。
松本「お疲れ様です」
親戚「お疲れ様」
松本「よろしくお願いします」
親戚「こちらこそ」
松本「何をすればいいでしょう」
親戚「座って待っていてください」
松本「はい」
親戚「住職さんが来ます」
松本「はい」
でも、座り方がわかりませんでした。
松本「どうやって座るんだろう」
親戚「正座です」
松本「正座?」
親戚「はい」
松本「膝が痛いな」
親戚「慣れです」
松本「そうですか」
親戚「がんばって」
松本「はい」
住職さんが来ました。
住職「それでは、始めさせていただきます」
松本「はい」
住職「お経を読みます」
松本「はい」
住職「一緒に読んでください」
松本「え?」
住職「お経を」
松本「読めません」
住職「経本をお渡しします」
松本「はい」
でも、経本が読めませんでした。
松本「読めない」
親戚「小さい声で」
松本「そうですか」
親戚「口を動かすだけでも」
松本「はい」
親戚「がんばって」
松本「はい」
でも、お経が長くて、足が痺れました。
松本「足が痺れた」
親戚「大丈夫ですか?」
松本「はい」
親戚「我慢してください」
松本「はい」
でも、痺れがひどくなりました。
松本「痛い」
親戚「もう少しです」
松本「はい」
でも、立てなくなりました。
松本「立てない」
親戚「大丈夫ですか?」
松本「足が痺れて」
親戚「少し休んでください」
松本「はい」
でも、お経はまだ続いています。
松本「まだ続くんですか?」
親戚「はい」
松本「長いですね」
親戚「そうですね」
松本「どれくらい?」
親戚「あと30分」
松本「30分?」
親戚「はい」
松本「きつい」
親戚「がんばって」
松本「はい」
やっと、お経が終わりました。
松本「やっと終わった」
親戚「お疲れ様」
松本「疲れました」
親戚「でも、がんばりましたね」
松本「ありがとうございます」
親戚「今度は、お焼香です」
松本「お焼香?」
親戚「はい」
松本「どうやるんですか?」
親戚「前に出て」
松本「はい」
親戚「香を摘んで」
松本「はい」
親戚「額のところに持って行って」
松本「はい」
親戚「落とす」
松本「はい」
でも、やり方がよくわかりませんでした。
松本「これで合ってますか?」
親戚「はい」
松本「何回やるんですか?」
親戚「3回」
松本「3回?」
親戚「はい」
松本「やってみます」
親戚「はい」
でも、香を落としすぎました。
松本「たくさん落ちちゃった」
親戚「大丈夫です」
松本「すみません」
親戚「気にしないで」
松本「はい」
親戚「合掌してください」
松本「合掌?」
親戚「手を合わせて」
松本「はい」
親戚「お祈りしてください」
松本「はい」
でも、何をお祈りすればいいかわかりませんでした。
松本「何をお祈りすればいいんですか?」
親戚「故人の冥福を」
松本「はい」
親戚「心の中で」
松本「はい」
やっと、法要が終わりました。
松本「やっと終わった」
親戚「お疲れ様」
松本「疲れました」
親戚「でも、がんばりましたね」
松本「ありがとうございます」
親戚「慣れないと大変でしょう」
松本「そうですね」
親戚「でも、大切なことです」
松本「そうですね」
親戚「また、機会があれば」
松本「はい」
親戚「でも、松本さん」
松本「はい」
親戚「一つ聞きたいことがあります」
松本「何ですか?」
親戚「なんで、お焼香の時、香をポケットに入れたんですか?」
松本「お土産だと思って」


