娯楽施設
まくら
映画館も、昔と変わりましたよね。
席の予約から、チケットの購入まで、すべてが自動化されて。
でも、慣れていないと、映画を見る前に疲れてしまいます。
あらすじ
久しぶりに映画を見に行った佐藤。
佐藤「映画を見に行こう」
奥さん「いいわね」
佐藤「久しぶりだな」
奥さん「そうね」
佐藤「どの映画にしようか」
奥さん「何かいいのある?」
佐藤「調べてみよう」
奥さん「そうね」
佐藤「映画館に行ってみよう」
奥さん「そうしましょう」
映画館に着きました。
佐藤「あれ、窓口がない」
奥さん「そうね」
佐藤「どこでチケットを買うの?」
奥さん「機械があるわよ」
佐藤「機械?」
奥さん「あれよ」
佐藤「自動販売機みたい」
奥さん「そうね」
佐藤「使えるかな」
奥さん「やってみましょう」
機械の前に立ちました。
佐藤「画面がある」
奥さん「そうね」
佐藤「何を押せばいいのかな」
奥さん「『チケット購入』じゃない?」
佐藤「これ?」
奥さん「そうよ」
佐藤「押してみる」
奥さん「はい」
画面が変わりました。
佐藤「映画のタイトルが出た」
奥さん「そうね」
佐藤「どれにしようか」
奥さん「どれがいい?」
佐藤「これにしよう」
奥さん「はい」
佐藤「押してみる」
奥さん「はい」
今度は、時間の選択画面になりました。
佐藤「時間を選ぶの?」
奥さん「そうみたい」
佐藤「たくさんある」
奥さん「そうね」
佐藤「どの時間がいいかな」
奥さん「お昼ごろは?」
佐藤「これかな」
奥さん「そうね」
佐藤「押してみる」
奥さん「はい」
今度は、座席の選択画面になりました。
佐藤「座席まで選ぶの?」
奥さん「そうみたい」
佐藤「複雑ね」
奥さん「そうね」
佐藤「どの席がいいかな」
奥さん「真ん中がいいんじゃない?」
佐藤「これかな」
奥さん「そうね」
佐藤「押してみる」
奥さん「はい」
でも、その席は既に予約されていました。
佐藤「×が付いてる」
奥さん「予約済みね」
佐藤「別の席にしよう」
奥さん「そうしましょう」
佐藤「これは?」
奥さん「空いてるみたい」
佐藤「押してみる」
奥さん「はい」
今度は、支払い画面になりました。
佐藤「支払い?」
奥さん「そうね」
佐藤「現金は使えるの?」
奥さん「カードがいいんじゃない?」
佐藤「カード?」
奥さん「クレジットカード」
佐藤「持ってない」
奥さん「現金でも大丈夫よ」
佐藤「どこに入れるの?」
奥さん「ここよ」
佐藤「これ?」
奥さん「そうよ」
お金を入れました。
佐藤「入れた」
奥さん「はい」
機械が動いて、チケットが出てきました。
佐藤「出た」
奥さん「よかった」
佐藤「疲れた」
奥さん「そうね」
佐藤「チケット買うだけで、こんなに大変とは」
奥さん「そうね」
佐藤「昔は、窓口で買えたのに」
奥さん「そうね」
佐藤「でも、映画を見よう」
奥さん「そうしましょう」
映画館に入りました。
佐藤「座席はどこかな」
奥さん「チケットに書いてあるわよ」
佐藤「C列の5番」
奥さん「そうね」
佐藤「どこだろう」
奥さん「あそこじゃない?」
佐藤「そうかな」
奥さん「行ってみましょう」
でも、座席が見つかりません。
佐藤「ないね」
奥さん「そうね」
佐藤「間違えたかな」
奥さん「そうかも」
佐藤「スタッフに聞こう」
奥さん「そうしましょう」
スタッフ「どうされましたか?」
佐藤「座席が見つからない」
スタッフ「チケットを見せてください」
佐藤「はい」
スタッフ「あ、こちらは別の上映回です」
佐藤「別の上映回?」
スタッフ「時間が違います」
佐藤「そうなんですか」
スタッフ「次の回は2時間後です」
佐藤「2時間後?」
スタッフ「はい」
佐藤「どうしよう」
奥さん「待ちましょう」
佐藤「そうですね」
スタッフ「申し訳ありません」
佐藤「いえいえ」
スタッフ「でも、お客さん」
佐藤「はい」
スタッフ「一つ聞きたいことがあります」
佐藤「何ですか?」
スタッフ「なんで時間を確認しないで、座席を選んだんですか?」
佐藤「機械の操作に夢中で、時間を見てなかった」


