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【AI落語】文化違い(新作落語)

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文化違い
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文化違い

まくら

外国人との交流って、勉強になりますよね。

でも、文化の違いで、時々戸惑うことがあります。

良かれと思ってしたことが、相手には失礼になることも。

あらすじ

会社に新しく来た外国人の同僚と仲良くなった伊藤。

伊藤「マイクさん、慣れましたか?」

マイク「はい、ありがとうございます」

伊藤「何かわからないことがあれば」

マイク「ありがとうございます」

伊藤「日本の文化、変でしょう」

マイク「いえ、面白いです」

伊藤「そうですか」

マイク「勉強になります」

伊藤「よかった」

マイク「でも、少し戸惑うことが」

伊藤「どんなことですか?」

マイク「お辞儀の仕方とか」

伊藤「ああ、そうですね」

マイク「いつお辞儀すればいいのか」

伊藤「慣れですよ」

マイク「そうですか」

伊藤「今度、飲みに行きませんか?」

マイク「いいですね」

伊藤「日本の居酒屋を紹介します」

マイク「ありがとうございます」

週末、居酒屋に行きました。

伊藤「ここが日本の居酒屋です」

マイク「面白いですね」

伊藤「まず、乾杯しましょう」

マイク「はい」

伊藤「かんぱーい」

マイク「かんぱーい」

伊藤「日本では、グラスを下に下げるんです」

マイク「下に?」

伊藤「相手より低くするんです」

マイク「そうなんですか」

伊藤「謙遜の表れです」

マイク「なるほど」

伊藤「でも、お互いに下げるから」

マイク「はい」

伊藤「結局、同じ高さになる」

マイク「面白いですね」

伊藤「そうでしょう」

料理を注文しました。

伊藤「何か食べたいものありますか?」

マイク「お任せします」

伊藤「じゃあ、これとこれ」

マイク「はい」

伊藤「これは刺身です」

マイク「生の魚ですね」

伊藤「そうです」

マイク「大丈夫です」

伊藤「これは焼き鳥」

マイク「鶏肉ですね」

伊藤「そうです」

マイク「美味しそうです」

料理が来ました。

伊藤「どうぞ」

マイク「ありがとうございます」

伊藤「箸、使えますか?」

マイク「少し」

伊藤「がんばって」

マイク「はい」

でも、マイクが箸を上手に使えませんでした。

伊藤「フォークを頼みましょうか?」

マイク「いえ、練習します」

伊藤「そうですか」

マイク「でも、難しいです」

伊藤「慣れですよ」

マイク「そうですね」

伊藤「日本人は子供の頃から使ってますから」

マイク「そうですね」

でも、伊藤は気を使いすぎて、マイクの分も取り分けました。

伊藤「これ、どうぞ」

マイク「ありがとうございます」

伊藤「これも美味しいですよ」

マイク「はい」

伊藤「これも食べてみて」

マイク「はい」

でも、マイクは困った様子でした。

マイク「伊藤さん」

伊藤「はい」

マイク「私、自分で取れます」

伊藤「え?」

マイク「いろいろしてくれますが」

伊藤「はい」

マイク「子供じゃないので」

伊藤「そうですね」

マイク「すみません」

伊藤「いえいえ」

マイク「でも、ありがとうございます」

伊藤「こちらこそ」

帰り道で、マイクが言いました。

マイク「日本人は親切ですね」

伊藤「そうですか」

マイク「でも、時々やりすぎかも」

伊藤「そうですか」

マイク「私の国では、自分のことは自分で」

伊藤「そうなんですか」

マイク「でも、気持ちは嬉しいです」

伊藤「よかった」

マイク「今度は、私が案内します」

伊藤「ありがとうございます」

マイク「私の国の料理を」

伊藤「楽しみです」

マイク「でも、伊藤さん」

伊藤「はい」

マイク「一つ聞きたいことがあります」

伊藤「何ですか?」

マイク「なんで日本人は、他人の分も取り分けるんですか?」

伊藤「おもてなしの心です」

マイク「でも、私の皿にあるのは、全部伊藤さんが選んだものです」

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