伝言間違い
まくら
伝言って、難しいですよね。
正確に伝えたつもりでも、間違えることがある。
でも、間違えると、大変なことになります。
あらすじ
会社で、上司から伝言を頼まれた小川。
上司「小川君、田中さんに伝言をお願いします」
小川「はい」
上司「明日の会議は3時からに変更です」
小川「3時からですね」
上司「それと、資料を5部用意してください」
小川「5部ですね」
上司「場所は会議室Aです」
小川「会議室A」
上司「よろしくお願いします」
小川「はい」
上司「間違えないでくださいね」
小川「大丈夫です」
上司「お願いします」
小川「はい」
田中さんに伝言しに行きました。
小川「田中さん」
田中「はい」
小川「上司からの伝言です」
田中「何でしょう?」
小川「明日の会議は5時からに変更です」
田中「5時?」
小川「はい」
田中「そうですか」
小川「それと、資料を3部用意してください」
田中「3部ですね」
小川「はい」
田中「場所は?」
小川「会議室B」
田中「会議室B?」
小川「はい」
田中「わかりました」
小川「よろしくお願いします」
田中「はい」
翌日、会議の時間になりました。
上司「田中さんが来ませんね」
小川「そうですね」
上司「伝言しました?」
小川「はい」
上司「何時からって言いました?」
小川「5時からと」
上司「5時?」
小川「はい」
上司「3時からって言ったんですが」
小川「え?」
上司「間違えましたね」
小川「すみません」
上司「田中さんに連絡してください」
小川「はい」
田中さんに電話しました。
小川「田中さん」
田中「はい」
小川「会議始まってます」
田中「え?」
小川「5時からじゃなくて、3時からでした」
田中「そうなんですか」
小川「すみません」
田中「すぐ行きます」
小川「はい」
田中「でも、会議室Bにいるんですが」
小川「え?」
田中「会議室Aじゃないんですか?」
小川「あ、そうでした」
田中「間違えましたね」
小川「すみません」
田中「すぐ行きます」
小川「はい」
田中さんが会議室Aに来ました。
田中「すみません、遅れました」
上司「大丈夫です」
田中「資料をお持ちしました」
上司「ありがとうございます」
田中「3部ですね」
上司「3部?」
田中「はい」
上司「5部って言ったんですが」
田中「え?」
上司「小川君、また間違えましたね」
小川「すみません」
上司「伝言は正確に」
小川「はい」
上司「でも、まあ、今回は大丈夫でしょう」
小川「ありがとうございます」
会議が始まりました。
上司「では、始めましょう」
小川「はい」
田中「はい」
でも、途中で田中さんが困った顔をしました。
田中「すみません」
上司「何ですか?」
田中「資料が足りません」
上司「え?」
田中「3部しか持ってきてません」
上司「参加者は5人なんですが」
田中「そうですか」
上司「小川君の伝言で3部って」
小川「すみません」
上司「どうしましょう」
田中「コピーしてきます」
上司「お願いします」
田中「すぐ戻ります」
小川「すみませんでした」
上司「次からは気をつけて」
小川「はい」
上司「でも、小川君」
小川「はい」
上司「一つ聞きたいことがあるんです」
小川「何でしょう?」
上司「なんで3つとも間違えるんですか?」
小川「覚えるのが苦手で」
上司「メモを取りなさい」


