学校行事
まくら
学校行事って、親も大変ですよね。
特に父親は、勝手がわからなくて困ることが多い。
でも、子供のためだから、頑張らなきゃいけません。
あらすじ
子供の運動会に参加することになった村田。
村田「運動会かあ」
奥さん「お疲れ様」
村田「何時から?」
奥さん「朝8時から」
村田「早いね」
奥さん「場所取りがあるから」
村田「場所取り?」
奥さん「いい場所で見るために」
村田「そうなの」
奥さん「7時には行きましょう」
村田「わかった」
当日、朝早く学校に行きました。
村田「もう人がいる」
奥さん「みんな早いのよ」
村田「すごいね」
奥さん「あそこがいいわね」
村田「どこ?」
奥さん「トラックが見えるところ」
村田「わかった」
シートを敷きました。
村田「これでいい?」
奥さん「いいわね」
村田「でも、まだ7時だよ」
奥さん「開始まで待ちましょう」
村田「することないね」
奥さん「お弁当作ってきたから」
村田「もう食べる?」
奥さん「まだ早いでしょ」
村田「そうだね」
運動会が始まりました。
村田「始まった」
奥さん「うちの子はどこ?」
村田「あそこじゃない?」
奥さん「どこ?」
村田「赤い帽子の子」
奥さん「それ、よその子よ」
村田「え?」
奥さん「うちの子は白い帽子」
村田「そうだった」
奥さん「あそこにいるわよ」
村田「どこ?」
奥さん「手を振ってる子」
村田「わからない」
奥さん「双眼鏡貸して」
村田「双眼鏡?」
奥さん「持ってこなかったの?」
村田「持ってない」
奥さん「みんな持ってるのに」
村田「知らなかった」
奥さん「仕方ないわね」
村田「すみません」
子供の徒競走が始まりました。
村田「がんばれー」
奥さん「どの子に応援してるの?」
村田「えーと」
奥さん「うちの子は3レーン」
村田「3レーン?」
奥さん「真ん中よ」
村田「がんばれー」
子供が走っています。
村田「速いね」
奥さん「2位よ」
村田「惜しかった」
奥さん「よくがんばったわ」
村田「そうだね」
お昼になりました。
村田「お弁当食べよう」
奥さん「そうね」
村田「美味しそう」
奥さん「ありがとう」
村田「でも、なんで外で食べるの?」
奥さん「運動会だから」
村田「家で食べた方が楽じゃない?」
奥さん「そういうものじゃないの」
村田「そうなの」
奥さん「みんなで食べるのがいいのよ」
村田「そうか」
午後も競技が続きました。
村田「まだ続くの?」
奥さん「夕方までよ」
村田「長いね」
奥さん「子供たちがんばってるから」
村田「そうだね」
奥さん「最後にリレーがあるの」
村田「リレー?」
奥さん「うちの子も出るのよ」
村田「そうなの」
奥さん「応援しましょう」
村田「はい」
リレーが始まりました。
村田「がんばれー」
でも、どの子が自分の子かわからないまま。
村田「どの子だっけ?」
奥さん「もう終わったわよ」
村田「え?」
奥さん「3位だったの」
村田「見逃した」
奥さん「でも、お父さん」
村田「何?」
奥さん「一日中、よその子に手を振ってたでしょ」
村田「うちの子だと思ってた」


