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【AI落語】テレビのリモコン(新作落語)

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【AI落語】テレビのリモコン(新作落語)
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テレビのリモコン

まくら

最近のテレビのリモコンって、ボタンがいっぱいありますね。

昔は電源とチャンネルだけだったのに、今は50個以上。

今日は、そんな複雑なリモコンに悪戦苦闘する話です。

あらすじ

佐藤は、新しいテレビを買いました。

店員「高機能で、色々なことができます」

佐藤「普通に見られればいいんだけど」

店員「リモコンも多機能です」

リモコンを見ると、小さなボタンがびっしり。

佐藤「こんなに必要?」

店員「慣れれば簡単です」

家に帰って、テレビをつけました。

佐藤「電源は…これか」

ピッ

テレビがつきました。

佐藤「よし、ニュースを見よう」

チャンネルボタンを押しました。

佐藤「あれ?青い画面になった」

なんか設定画面が出てきました。

佐藤「戻るボタンは…」

適当にボタンを押しました。

ピッピッピッ

画面がどんどん変わります。

佐藤「止まらない…」

奥さん「どうしたの?」

佐藤「テレビが変になった」

奥さん「何したの?」

佐藤「チャンネル変えようとしただけ」

奥さん「この赤いボタンでしょ」

佐藤「赤?俺が押したのは青」

奥さん「それは録画ボタンよ」

佐藤「録画!?何を録画してる?」

奥さん「さっきの設定画面」

やっとニュースが見られました。

佐藤「音が小さいな」

音量ボタンを探しました。

佐藤「音量…これ?」

ピッ

突然、大音量に。

佐藤「うるさい!」

慌てて音量を下げようとしましたが、ボタンが分からない。

奥さん「隣近所に迷惑よ!」

佐藤「どこ!?どこ!?」

やっと音量を下げました。

佐藤「疲れた…」

奥さん「説明書読んだら?」

佐藤「こんなのに説明書なんて」

でも、結局読むことに。

佐藤「えーと、『まず電源を入れます』…当たり前だろ」

奥さん「最初から読みなさい」

佐藤「『リモコンには50個のボタンがあります』…50個!?」

奥さん「数えたの?」

佐藤「1、2、3…本当に50個以上ある」

なんとか基本操作を覚えました。

佐藤「これで大丈夫」

翌日、野球中継を見ようとしました。

佐藤「チャンネルは…」

今度は正しくチャンネルボタンを押しました。

佐藤「あれ?サッカーになった」

奥さん「それは昨日の録画よ」

佐藤「録画?」

奥さん「昨日、間違えて録画したでしょ」

佐藤「消し方は?」

奥さん「説明書で調べて」

また説明書を読みました。

佐藤「『録画を削除するには…』複雑だな」

やっと消せました。

佐藤「やれやれ」

そのとき、画面が暗くなりました。

佐藤「あれ?電源切れた?」

奥さん「省エネモードじゃない?」

佐藤「省エネモード?」

奥さん「一定時間操作しないと、自動で」

佐藤「勝手に切れるのか」

電源ボタンを押しました。

佐藤「今度は何の画面?」

奥さん「インターネットの画面ね」

佐藤「インターネット?テレビなのに?」

奥さん「最近のテレビは、ネットも見られるのよ」

佐藤「ややこしい…」

奥さん「テレビに戻すボタンは?」

佐藤「分からない…」

また説明書を読みました。

佐藤「『テレビモードに戻るには…』」

やっとテレビが見られました。

佐藤「古いテレビの方が良かった」

奥さん「でも、きれいに映るでしょ」

佐藤「映ればね」

奥さん「慣れるわよ」

佐藤「そうかな…」

そのとき、リモコンが机から落ちました。

佐藤「あ!」

拾うと、電池が飛び出していました。

佐藤「電池が…どっちがプラス?」

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