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【AI落語】駐車の場所(新作落語)

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駐車の場所
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駐車の場所

まくら

大きなデパートの駐車場って、どこに車を停めたか忘れちゃうことありませんか?

私も先日、3時間も車を探し回りました。

今は駐車券に場所が印字されるところも増えましたが、昔はそんな便利なものはありませんでした。

あらすじ

日曜日、佐藤は家族でデパートに買い物に行きました。

奥さん「何階に停めたの?」

佐藤「えーと、3階…いや4階だったかな」

息子「お父さん、いつも忘れるんだから」

佐藤「大丈夫、覚えてる。Bエリアの柱の近くだ」

買い物を終えて、駐車場に戻りました。

佐藤「えーと、確かこの辺…」

奥さん「車がないわよ」

佐藤「おかしいな、確かにここに…」

息子「もしかして、違う階じゃない?」

佐藤「いや、3階のBエリアで間違いない」

奥さん「さっき4階って言ってたじゃない」

佐藤「あ、そうだった。4階だ」

4階に上がりました。

佐藤「ここだ!…あれ?」

やはり車はありません。

奥さん「本当に4階?」

佐藤「うーん、もしかしたら5階かも」

息子「何階か覚えてないの?」

佐藤「いや、覚えてる!エレベーターの近くだった」

奥さん「さっきは柱の近くって」

佐藤「柱の近くのエレベーターだ」

5階、6階と探しましたが、見つかりません。

奥さん「もう一度1階から探しましょう」

佐藤「待って、思い出した!」

息子「今度は何?」

佐藤「入り口から入って、右に曲がって、まっすぐ行った」

奥さん「それ、どの階でも同じでしょ」

1時間後、まだ見つかりません。

佐藤「おかしい…車が盗まれたかも」

奥さん「まさか」

そこへ、警備員がやってきました。

警備員「どうかされましたか?」

佐藤「車が見つからなくて」

警備員「車種とナンバーは?」

佐藤「白いカローラで…ナンバーは…」

奥さん「あなた、ナンバーも覚えてないの?」

佐藤「下4桁は1234だ」

警備員「わかりました。調べてみます」

しばらくして、警備員が戻ってきました。

警備員「見つかりました。地下2階です」

佐藤「地下?上の階しか探してなかった」

地下2階に行くと、確かに車がありました。

奥さん「なんで地下なんかに」

佐藤「あ、思い出した」

息子「何を?」

佐藤「最初、屋上に停めようとしたんだ」

奥さん「それで?」

佐藤「満車だったから、下に降りていって」

息子「それで地下2階まで?」

佐藤「途中の階も全部満車で…」

奥さん「じゃあ、なんで3階とか4階とか言ってたの?」

佐藤「エレベーターに乗った階と間違えた」

息子「エレベーターに乗った階?」

佐藤「買い物は3階から始めたから」

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